川向こうの沼

川向こうの市に伊佐沼という広い沼があります。

水質の悪化が進み、沼の水を抜く荒療治が行われていました。
やはり水を湛えた姿はホッとします。

原因に生活排水や釣りの寄せ餌と書かれていますが、これはヘラブナ釣りやコイなどの吸い込み釣りに使うのネリ餌ですね。
年間を通すと相当量の練り餌が投入されているのでしょうね。

ほとんど止水と言ってもいい環境下での練り餌の使用は環境汚染に繋がる事は明白です。
ヘラブナ釣りは奥が深く楽しい釣りなんですけどね。
水を大切に出来ない釣り師はいないと思いますが、目先の楽しみしか見えない釣り人の存在が環境や生態系に及ぼす影響が甚大な事に釣りをする者として胸が痛みます。

でも沼干しのおかげで外来魚も駆除できたかな。
浦和市の別所沼も同じ作業が行われたとの事です。


さあて、山にでもと思ったのですが山の方角の空模様が怪しくて、軟弱なライダーの自分は所沢のバイク屋さんに方向転換(笑)
で、バイク屋さんで何故か釣り談義で盛り上がって長逗留?
さいたま市うどん屋さんとはバイク談義だし)

ではそろそろとバイク屋さんを出て、つい通りすがらHIDEKIさん家を見たら…
バイクの前でHIDEKIさんが。
愛車がこんな姿になっていました。

はしゃ〜
何やってんの?HIDEKIさん。

電気系統の修理とか。
で、あちら直せば今度はこちらというレストア地獄の入り口に立っていたようです。

バイク同士でなにか会話をしてるみたいですね。

セロー「GLさんどうしたの?」
マリック「なんだかご主人が改造したところの作動が悪いとかで」
セ「凄いことになってるね」
マ「う〜ん、でもいつもの事だし、僕もこの前あんな目にあったよ」
セ「え〜!大丈夫?痛くなかったの?」
マ「おかげでとりあえず駆け回れるようにはなったから、すこしはご主人に感謝してるんだけど…」
セ「けど?」
マ「いつもフルスロットルで限界一杯で走らされてるから(泣)」
セ「ふ〜ん、必死で走ってるんだね。ところでと…
お〜い、GLさん。大丈夫? 意識ある?」
GL「う、う、 なんとか。カウルもヘッドライトも外されて、配線も丸出しで、君たちの姿が見えないよ。セローさんかな?」
セ「そうですよGLさん。お久しぶりですが大丈夫?」
G「もうあちこちがたがたですよ。ご主人は新品の交換部品を持ってるらしいけど、もったいないといって交換してくれないんですよ(泣)」
セ「それは歯がゆいね」
G「早くスカっと直ってご主人と旅をしたいのになぁ」
セ「そうだよね、僕たちは走ってナンボだもんね」
マ「自分はもう少し優しく走りたいけど(笑)」
セ「ともあれ早くご主人が不調箇所に気が付いてGLさんが元気になるように祈ってますよ。ね、マリックさんもそうでしょ」
マ「僕が壊れないうちにGLさんが直る事を願ってますよ」

さて、今日はやめにしてなにか食べに行きましょうということで、HIDEKIさんはマリックにまたがりエンジン始動。

マ「ひえ〜! また僕の出番ですか。セローさん、ゆっくり走ってくださいね」
セ「そうしたいのはやまやまですが、道案内という事でマリックさんの方が先頭みたいですよ」
マ「うわ〜 また全開か〜」

ちなみにHIDEKIさんのマリック号は最高速度50km/h位です
マリックの悲鳴のような排気音について行き、所沢の麺処に。

ご馳走になっちゃいました m(_ _)m
HIDEKIさんありがとうございました。
マリック号を可愛がってあげてくださいませ。
GL君もお大事に♪