FFファミリア 赤のXG


様々なトラブルに遭いながら、学業を終えた後の1年間強は雪の秋田生活をスパイクタイヤでのり越ましたが、再度東京に戻って来た年の秋、ヒーターホースブローでもうそろそろ限界かと。
その年にはMAZDA初めての大ヒット作となったFFファミリアが登場していました。ガソリン価格も落ち着いては来ましたが、いいかげん燃費の良い、それでいてスポーティな車が欲しかったニャンコはサバンナ下取り15万でファミリアXGに乗り換えました。

https://www.youtube.com/watch?v=Dp3hg3icJRQ

https://www.youtube.com/watch?v=xlbX7YCdfa4

パワーは普通の乗用車といったものでしたが、足回りがかなりカチッと決まっています。ハンドリングは弱アンダーステアで、速度と共にその度合いが強くなって行きますが、自然な繋がりで変化をしていくのでこのへんで止めとこう等の判断が付けやすい、安心感が持てるものでした。
一度オーバースピードで急カーブに突っ込んでしまった時もスピンなどせずに全体的に外へ膨らんで行くタイプでした。これでアクセル踏み込んでも派手なドリフトはしそうにありません。安定志向なんですね。
前後のスタビライザーもそこそこいい具合に効いてるようです。
タイヤは車重からしても175/70SR13 で充分バランスがとれていました。
燃費も高速15km/L、地方一般道18km/L、都内で11〜12km/Lとサバンナの倍以上♪

この足回りの進化やハンドリングの安定感に物凄い進歩を感じたニャンコです。
デザイン的にもヒットして、土日の観光地の駐車場は同じ車があちこちに泊まっていて、自分の車を見失う事も(笑)

…と、ここまでは良かったのですが。
仕上げの質の悪さというか雑さが目立ってきてがっかり。
リヤワイパーアームの変形(最初から)。
買ってすぐ、富士見有料でブレーキオイル漏れを起こし料金所で焦る。
一年過ぎて、内装はがれ。物入れのロック不良。
なんだかね〜
MAZDA車の品質なんてこんなもんなんだな、やっぱり。というのがニャンコの本音でした。
2年目で車検を受けた時にはもう嫌気がさしていたのですが、では何に買い換える?
世の中ではターボ車がデビューし始め、公害対策でエンジンパワーが根こそぎダウンしたことへのストレスからか、ターボカーブームになって来ました。
一番乗りたいなと思ったのはブルーバードターボ4ドアセダンでした。ジュリーがCMキャラで、「ブルーバード、おまえの時代だ」というカタログコピーに惹かれたニャンコです。

https://www.youtube.com/watch?v=tgOowmRZ1WI

スカイラインターボも試乗に行きましたが、サスがグニャっとして、エンジンも低回転では全くパワーの無い、言ってみればサバンナみたいな車(いや サバンナの方がエンジンははるかにフレキシブルでした)でがっかり。
これに比べてブルはバランスの取れたとても運転しやすい車でした。
でも、ちょっと予算が…
ターボ無しならなんとかなるだろうけど。しかも下取りは赤いファミリアで中古市場で引っ張りだこだから…なんて考えてたのですが。