来年成人式を迎える方々が生まれた辺りですね。
世の中のPC(windowsを指しています)は、まだ9X系の最終版 MEが動いていました。なにやらこれがユーザーからの評判が悪く、あえて97の最終バージョンを使用してる人も多かったそうです。
ニャンコがPCユーザーにリターンしたのは、この不評だったMEでした。
で、何が出来るかと言えば、まだ高速回線のインターネットも普及しておらず、ISDNとやらのもさ~っとしたダウンロード表示に、それでも感動していたし、インクジェットプリンターは早いし綺麗で大喜び。もちろん当時のレベルでですが(笑)
となると、ワード・エクセルだけではつまらない。
当然デジカメで撮影して画像を印刷したくなるわけで‥
そのころ、やっとデジカメの画素数が300万に達したばかり。
2000年1月発売のオリンパスCAMEDIA C-3030Zoomは、なんと128000円
高ぇ~‼
天下のオリンパスが超真面目に作ったコンパクトデジカメです。でもさすがに買えない
で、1年ちょい待ったら新型が登場
CAMEDIA C-3040Zoom
新型で価格も30000円下がってる(それでも高いが)
で、もう待ちきれず買っちゃったんですね(笑)
カタログがまだ手元にあります
で、スペックを見るとこれでも当時は最先端⁈
銀塩のカメラの感性をデジカメに残してるんだなぁと。
もちろんニャンコも銀塩の一眼レフを使いながらのデジカメ入門です。
全く新しい感性や操作手順には移行出来ませんので、この時期のオリンパスの作り方は正しいのだと思います。
F1.8レンズで、F10.0まで絞れるなんて、今のコンデジにはあり得ないハイスペックレンズです。最高感度はISO400ですが、F1.8レンズのおかげでかなりの撮影では事足ります。
1枚1枚をしっかり撮影して行くという銀塩カメラの撮り方なんですね。
いいカメラでした。
勿論今では全く実用には適しません(笑)
合掌‥
CAMEDIAで撮った画像
現在のデジカメエンジンのような派手な色彩ではなく、まさに銀塩に近い表現でした。
もちろん、どちらが良いとは言えませんが、デジカメ一眼やハイエンドのコンデジには、撮影モードに派手な色彩を控えたモードがあえて選択できるのが何となく頷けるニャンコです。