人生初の全身麻酔血管カテーテル術を体験して、本日何とか退院出来ました。
全麻…
突然意識が無くなるんですね( ;∀;)
な~んの記憶が無いままの空白の2時間半。
これって目覚めなければそのまま無に帰るって感じで、目覚めて初めて生きてる事に気が付いた(笑)
ただ、だんだん自分の置かれている状況が判って来て、正直「助けちくり~!」と。
鼠径部動脈を小切開してけっこう太いカテーテルを頸動脈まで差し込んだ訳で、数時間は絶対安静で脚も上半身も固定され、手首には動脈と静脈に点滴やモニターが繋がり、勿論胸には心電計のコードも。なんかわからんけど額にも何か張り付いてるし。
極めつけはバルーンカテーテルが挿されててず~っと膨満感が続いてる。
3時間くらいしてほんの少しだけ体位交換(と言っても片側にタオルを挿しこむ程度)が可能になりましたがもう焼け石に水で、体の痛みは増して来ます。
ぶっちゃけ術後20時間そのまま(>_<)
勿論眠れません。で、そういう時の時間の進みが遅いのなんの。
イエス・キリ○トさんは相当辛かったんだろうなぁ
心からそう思ったニャンコGでした。
ICUから普通病棟に移動する前にDr.が鼠径部の止血ももう良いでしょうと言って腹部に手を付けたと思ったら、バリバリバリ!っと強力に張り付いてる巾広のテープを剥し出した。びっくりしたのなんのって(+o+)
そりゃ体毛の有る付近だし皮膚も柔らかいから「痛って~!!!」(>_<)
剥がれたら中が楽になりバルーン入れてる膨満感がすこしずつ柔らいで来ました。
なんせ自分の状態が全く分からなかったので、少しほっとして一般病室に帰り、点滴がもう一日続いたけど何とかお願いしてバルーン抜去。これが何とも言えないおもらし感を伴って(T_T)。その日はMRI検査へ。翌日点滴も外れ「脳血流シンチ」を。
おかげさまで術後は良好との事なので主治医から早目の退院の許可が下り、休日ですが日曜朝に退院出来ました。
病名は頸動脈狭窄なのに、アプローチが大腿動脈からなので、若い看護師さんに剃毛の手伝い「ってかほとんどやってくれた(#^^#)」や術後の毎朝のチェックで触診されたり、高齢者で良かったなと…。だって反応する元気はもはやありませんから(笑)
いや~、OPってそのものよりも術後の回復の方が何倍も大変だと知ったニャンコGでした。
では、帰って来ちゃってすみませんm(_ _)m
復活です(*^^)v