長く疑問だった道路

ここしばらく、秋田北インターから旧道の脇に、おそらく新しい車道の基礎工事らしき基盤が整備され出しているのが気になっていました。

いずれ外旭川ショッピングモール街とスポーツ施設を造る計画が具体化して来たので道路も?と思いましたが‥

どうやらその事とは全く関係ないところで道路建設計画があったらしい(?_?)

取り敢えず現状を覗きにCDにて‥(なんでも覗き込む野次馬根性!)

秋田市も秋が進み、稲刈りも終盤です

この画像の右奥方向に秋田北インターが。左方向は昭和・八郎潟町に繋がる地方道が走っています。で、その地方道に並んで新しい道の地盤工事が進んでるのですが。

丁度ここがその地方道と分かれる所。

そしてこの先(北北西)を望むと西の方に進路を変えているようです。

農道を辿って行ってみました。

けっこう強引に方向が変わりますね(笑)

少し小高い道に登って眺めるとこんな感じ

で、この先?百メートルくらいかな‥、そこで今のところ工事は止まってます。もちろん延びていくのでしょうが(^^;)

その延長線になりそうな所まで行って前後をみわたしてみました

反対方向が

まぁ、だからなんだと言われればそうなんですけどね(^^ゞ

で、この先には御所野方面(秋田南インター)から秋田市街東側をバイパスする県道41号に繋がるなんちゃら金足線と呼ばれる片側2車線の道路が走ってます。ただしこの県道は信号が多いのが難点(笑)

その道路は北端の金足でいきなり片側1車線に狭まり、国道7号線との合流手前では直角カーブまであるという設計意図に疑問が残る道路です(個人の感想です♪)

ま、それは別の問題なのでさておき‥

取り敢えずはこの金足線に合流が第一段階になるのでしょうかね。

おそらく秋田市北部沿岸からの北インター利用、あるいは秋田市街の迂回には少しの効果があるのでしょうが、だったら金足線の先端を拡張した方が安いのではと思ったりしましたが‥、計画当時の設計目的はそういう事では無かったようで(^^ゞ

この金足線道路を越えた西側は、飯島市区の小高い丘で(地名に飯島だとか緑ヶ丘なんて付けるくらいですからね)現在は戸建て住宅が沢山建ってます。

でその宅地の際の崖から新しく造られる道路方向を見るとこんな感じ

でもこれ、ここで完全に行き止まりでしょう(?_?)

‥ただし、住宅地内に不自然な空白があったりもします

で、それがなんだ? という話なんですが‥

45年近く前に父が定年後に秋田市に家を建てるにあたり、上飯島駅近くの緑ヶ丘住宅に1年ほど居ました。

上飯島駅の辺りに海岸から来る広い道が国道7号線とぶつかる交差点があって、この辺りの道路交差がちょっと不自然というか違和感を持っていました。

緑ヶ丘住宅地側から線路越しに見える道路標識が、(能代方向を見ています)

もちろんこれは現在の景観です。

交差点の形状やその交差に向かう方向性に違和感をずっと持ち続けながら、それでもこれはこれで完結した道路なんだなと自分なりに受け入れて来たのでした。(なんと45年間も)

その、海岸(秋田製錬)からの道路です。

確かに単なる7号線からの逆走除けではなく、陸橋でも造るような設計に見えますね。
でも7号線にぶつかった所で終わってます(?_?)

しかも突き当りに売地もある('◇')ゞ

今年、はじめてその辺りの疑問が払拭される事になりました。

地元事情通のバイク友達のHさんが教えてくれたのが、この道は線路を越えてずっと北インターの方まで延びる計画だったのだと。

秋田市内陸側バイパスになるはずだったのでしょうかね。

ってことはいったい何十年前に計画されて塩漬けになっていたのでしょう?

その間に高速道路や金足線などが整備され、いちばんお金がかかりそうな飯島地区の住宅街に道路を通す事が無駄な計画になっちゃった?

金足線でちょっと北に行けば7号線と交差して更に男鹿に抜けるバイパスにも出られるし。(ただし奥羽線の踏切があるので、ここを立体交差にした方が良いかも)

で、計画は中止かと思いきや、これがまた、お役所がいったんやると言ったらおそらく100年先になってもやるんですねぇ、必ず(^^;)

たとえ今更必要無くなったとわかってても。

八郎潟干拓諫早湾水門とか‥(あ、これも個人の感想、意見です)

さてさて、この飯島の交差点。10年後にはどうなってるやら。このままだったりして(^^;)

長生きしなくては結末が見られませんね(笑)