雪~がとけて 川~になぁって 流れて‥
いやいや、まだまだですね(笑)
むしろニャンGにとっては本格的スギ花粉飛来の合図かと(T_T)
しばらくはインドア生活が中心になりそうです。で、我慢できずについ外出して後悔するのが恒例ですが(^^;)
暇つぶしの古い自動車雑誌をパラパラ
1966年(昭和41年)
ニャンGもまだまだ少年の頃 (生まれてないっていう方が多いかな?)
そうですねぇ‥
戸建ての住宅なんかに住める(親の実家に同居等‥)そこそこの会社勤めのサラリーマン家庭かな‥。勿論、洗濯機・冷蔵庫・テレビはもう有る(笑)
一般家庭が自家用車という新しいあこがれを手にする事が拡がり始めたのが昭和40年だったように記憶します。
タクシーや公用車サイズでは無く、また白い煙を吐きながら追い越しや坂道にあえぐ自動車らしき乗り物だった当時の軽自動車のような貧乏くささ(ごめんなさい)も無い、新しいファミリーカーが各社から発表されたのがこの頃でした。
雑誌には1000ccクラスの広告や記事が随所に見られました。
取り敢えず広告を
当時は基本スタンダード(STD)かデラックス(DX)の2本立て。
STDにはラジオもヒーターも時計も無いのが標準。それらが付いたのがDX。
車種によっては2速ワイパーとかウォッシャーもDX以上じゃないと付いてないとか‥
あ、シガーライターもだ‥現在は高級車にも付いてませんが(笑)
大卒初任給が20000円前後の頃だから、1000cc車でも超高値でしたね。
新車で買える家庭は結構お金持ちだったんですよ(^o^)/ (もちろん我が家にはありませんでした。4段変速の自転車がやっと?)
このファミリアクーペはとてもスタイリッシュで高級スポーティクーペでしたが、この頃ニャンGのいた街では見かける機会が無かったです。
このファミリアはダイハツのベルリーナ同様1000cc以下のライトバンからスタートしてるのでその頂点のグレード故にやや高級感がある構成でした。
この翌年にでたNewファミリア(SBP / STA /等)がサニー・カローラへの対抗車です。
やっぱりメインは家族で乗れるセダンなんですよね。
このベルリーナは少し早く販売されていた車なので、設計や構造がこれからのファミリーカーのような新しく割り切った造りではなかったので少々割高の価格。
サニーが出て、販売の方は値引き額の調整で大変だったかも。
でも、後々顧みればよい車だったと思います。
三菱もコルト800を1000ccに手直しした車(2Drファストバック)を出してましたが、やはり新たに1000cc車を4Drセダンとして造りましたね。
やっぱりちょっと高かったかな(^^;)
スバルは斬新なFF機構と個性的な足回り(フロントブレーキは超個性的)を持ったSUBARU1000を発表したのもこの年かな。
そして、あのTOYOTAは‥
まだカローラは発表前。大衆ファミリーカーはパブリカしかありませんでした。
実際にはこの時に満を持してサニーの上を行くファミリーカーの発表を準備していたんでしょうね。
因みに‥
ニャンGの高校時代の友人の家にはサニー1000 4Dr DX があって、よく友人が持ち出して来て、運転技術の向上(?)に使わせていただきました(*^^)v
コルト1000は叔母の旦那さんが乗っていて、何度か後ろに乗せてもらいましたがせまっちい車だった記憶しかありません。
パブリカ800DXは中学の部活の先生が乗っていて、あの独特の空冷水平対向2気筒エンジンの音がなんとも自動車らしくなくて‥(嫌いではありませんが)
先生も一年ほどでカローラに買い換えた(笑)
そのずっと後、カローラ1100の2Drの大古車も運転する機会がありましたが、友人家のサニーと乗り比べ、やはり後出しのカローラって上手くまとめられてるなぁと思わせられました。
どれとして傑出したものは感じないのですが、特に不満も感じないという造りと走りはベストセラーになるべく創られたんでしょうね(*^^)v
そんな大衆車の花が咲き始めた時に‥
あのプリンス自動車は
いや~、確かに性能の良い車を作るんだというう気概は伝わります。
でも‥いったいどのくらいの日本人がこんな車を買えた時代なの?って。
(レースに勝つ残りの20%の要素はやっぱり収入の優劣?)
結局、大衆ファミリーカーというユーザーとともに次第にピラミッドの上部に上って行くという長大な販売方針を持てた大手メーカーの雄、日産自動車に合併吸収されてしまうしか道が無かったんでしょうね。
モータリゼーション=カーライフがいろんなスタイルに拡大し伸び出した昭和40年代。
この9年後にあのオイルショックという暗雲が明るく楽しいはずのカーライフに大きな影をもたらしたのは我々世代には記憶に新しい(?)
調子に乗ってると、落とし穴に嵌るかもって学習したのに、その後のバブルでまた大損した人いるし。
二度ある事は三度あるかと (-_-;)
くわばらくわばら
って、今回は何の話じゃ ('◇')ゞ