ラスト 山古志

コメでいろいろ好き勝手を書いてしまいましたが、ちょっと山古志に戻って…

食堂ではお客さんは地元の方ばかりの様でしたが、みなさん明るく日常の会話をされていました。
村の木は何事も無かったように立っています

でもここは以前の大地震で山崩れが発生して孤立した上に、土砂で堰き止められた川の天然ダム化現象で一部の集落が水没の被害をうけ、電気も止まり水が流れなくなった錦鯉の養魚池では大切に育てた錦鯉や種親魚が死んでいくという憂き目にも。
この写真の右方向先に水没した集落があります。さすがにそこを物見遊山で見に行く気持ちにはなれなかったニャンコです。

そういう事を乗り越えて現在の山古志があるんですね。

食堂で年配のお客さんが話していました。
「オレんところのトラクターも田植え機も、水の底に沈んだままだぁ」

棚田に田植えの季節が目の前でした。きっと住民同士で助け合うのかな。そうでないと暮していけませんからね。

ゆいいつの救いは、放射能汚染とは関わりがなかった事です。
放射能さえなければ、人は再びその土地で立ち上がり、やり直す事ができるんですね。


話は飛びますが…
「くたばれ、原発!」
人類がまだ制御できないこの猛毒を、嘘八百を並べその必要性を正当化させる基地外放送禁止用語に触れそうなので…)官僚と腐った政府要人が懲りずに再稼動させようとしている現状。
原発をやりたくて電力会社に就職する馬鹿者(…あ、若者でした)もいるようですし。

地震後に復興したくても何も出来ず、生まれ育った土地に立つ事も出来ない放射能被害地。
原発からお金をもらってた自治体は何も言う資格は無いと思いますが、全く何の恩恵も無くただ安全だとだまされて故郷を奪われた人々には同情を禁じえません。
むしろ原発を受け入れた自治体および賛成派に投票したそいつらは腹を切って詫びるべき事象でしょう。その連中が被害者ぶってると虫唾がはしるニャンコです。

大昔から日本人は多彩な自然災害から何度も立ち直って来たんです。
何があってもまた立ち上がって未来を作れる…そんな日本であってほしいと心から願うニャンコです。
日本政府よ
文句があるか!