山古志 3

深い山間の集落にはいくつかの隋道がありました。
名前の通り「山越し」しないと違う村や町に行けなったのでしょうか。
冬はものすごい積雪に、山越えのルートは通行不能
そこで手掘りの隋道が掘られたのでしょうが、どれほどの時間と労力をかけて掘られたのか。また、それでも絶対に必要だったのでしょう。
今回は一番長いと思われる隋道を覘いて来ました。

山古志には新しい道路やトンネルが出来ていますがその隣に隋道が残っていました。
入り口はこんな感じで現代風。

中を覘くと奥の方は手掘りの岩肌が見えていました。

残念ながら立ち入り禁止。
で、車用の新しいトンネルを抜けて(これが結構長い)、反対側の出口から隋道の入り口を探すと

かなり上のほうに見えています。
この長さを手掘りするって、いったいどれほどの労力を要したのか…
凄いなぁと素直に思うニャンコでした。