散策の足を延ばし立ち寄った動物園
平和でのどかな動物たちの午後です。
あ、違った。
この子は動物園近くの茶店の猫君でした。とても人懐っこい子です。
こちらが動物園らしい猫。イリオモテ君の寝姿♪
砂漠のキツネ、フェネック君。
砂漠のキツネなんて言うとGYAOSさんはロンメル将軍を思い浮かべるかも(笑)
小型でかわいいキツネです。
今年はサル年ということで
動物園定番のサルたち。
野生と違っておっとりしてますね。
野生と違ってもおっとりではなくとても寂しそうだったのが
アジアゾウの花子さんでした。
もうお歳で、聞けば歯も一本しかなくて食事もたいへんなようです。
どこか所在無さげに見物客から目をそらし、はやく宿舎に帰りたがってるような落ち着きの無さを感じます。
ここでたった一頭でず〜っと暮してきたんですね。
コンクリートの地面とコンクリートの壁に囲まれて…
彼女を見ていたら胸がきゅ〜んと締め付けられました。
いまさら野生に帰れる訳もなく、群れの生活も送れない育ち方をして(させられて?)しまった花子。
私たち人間は彼女の余生をどう介助してあげられるのでしょう。
そんな事を思って帰ったその数日後。
新聞だったかテレビだったか、花子の話題がでて、やっぱりニャンコと同じことを思ったお客さんがいたらしく、ネットに流れた画像に「かわいそう」の声が上がってると報道されました。
でも手遅れなんだよね。
大型野生動物は人間の住む環境に適応させようとしちゃダメなんですね。
動物園の全てが悪いと言うのではなく、その在り方を考え直せればいいなと思うニャンコです。
同じ地球と言う生命の奇跡の星に住む同じ生き物として…。