以前、秋田県南部の院内銀山跡に立ち寄った事を書きました。
そこからの派生ですが、昔のTVサスペンスで浅見光彦シリーズに出てきた事を思い出していたのですが、先日CATVでの再放送でそのドラマが流れていました。
沢村一輝主演シリーズ「鬼首殺人事件」です。
最初、宮城県鳴子から秋田県雄勝の小野へ向う道すがらから始まりますが、この鬼首峠を越える旧国道をニャンコは学生時代から秋田市の実家に帰省するときに利用していました。
現在はもっと低いところに鬼首トンネルが開通し、新しくなった国道で大型車もスムーズに往来できるようになりました。
ドラマとしては小野で行われる小町祭りと殺人事件、そして院内銀山坑跡に隠されたある資産の謎へと続きますがそれはさておき…
ホントに何も残っていない銀鉱山の跡地なんですよね。ここに15000人の人口があったなんて信じられません。
な~んて言ってますが、我が生れ故郷のK鉱山だっていずれその仲間入りしちゃうかも。町の様子をずっと見て来ていますが、残念ながら当たらずしも遠からずかな。
作者の内田康夫氏も秋田県で過ごした時期があったそうで、その一つがこの雄勝町(旧)とのこと。でも若い時だけだったらしく、その後秋田県を舞台にした作品は一本しか知りません。
鬼首殺人事件 カッパ・ノベルス 1993年
秋田殺人事件 光文社 2000年
【秋田殺人事件は当時の腐りきってた秋田行政と法人企業を題材に書かれていて、ちょっと溜飲が下がったニャンコです(^_^)v】
浅見光彦シリーズのドラマ化は水谷豊さんを皮切りに若い役者さんが主役で作られましたが、ニャンコは沢村一輝が一番キャラに合っているように思います。(個人の感想♪)
ニャンコがバイクに乗り始め、あるいは車で遠出するようになった昭和40年代末期、県境の峠はなかなか走り応えのある道で結ばれていました。
長距離を走ると県境、群境をはっきりと感じました。今の高速道時代とはまったく違いますね。したがって車に求められる性能も現代とはまるで違う所にポイントが置かれていたようです。
次回はこのあたりをつぶやこうかな。