前後しますが、十五夜前日は快晴。今バイクに乗らないで何時乗るんだという天気に誘われたニャンコは久しぶりに県南を目指してセローにまたがりました。
秋田市から7号線バイパスをしばらく南下すると日本海東北道の岩城インターがあります。
ここから南側、にかほ市の象潟インターまでは無料区間です(*^^)v
なので、そこまでは1時間ちょっとで来てしまいます。
先ずは黄金色に輝く田んぼをひかえた山景を
ここもあと少しで刈入れでしょう。
田圃に水を貼って、それに写る雪を被った鳥海山と、秋の稲穂に聳え立つ鳥海山は最高ですね(*^^)v
もっとも、鳥海山の姿を一番美しく見るのはもっと北に戻った方が良いのかな。
秋田県側から見た鳥海山が一番美しいと人は言います(秋田県人だけではありませんよ)
さて、一気にブルーラインを鉾立ビジターセンターまで登ります。
ここから見る鳥海山はけっこう荒々しいですよね。
この頂上まで歩いて登る人がけっこういるんですよね。
あ、Kenchanさんもそのひとりでしたっけ(笑)
う~ん、ニャンコにはちょっときつそうです。
でもセンターの駐車場は上も下も満車状態でした。きっと頂上にも人が‥
下界を見下ろせば日本海の海岸線に遠く男鹿半島が霞んでいました。
北東には奥羽山脈の山々が見えてますが、前に登った森吉山などの方向ですね。
あちらから見えたのだからこちらからも見える筈ですが‥(笑)
独立峰の鳥海山は関東での富士山のようにはっきりとしたランドマークに成り得ますが、八幡平やら大平山、森吉山などはこちらからではよくわかりませんね (^^ゞ
さて、展望を満喫してから、この大混雑の鉾立を出発。
山形県側に下りる手もあるのですが、一応秋田市居住者車両なので象潟方面に戻ります(笑)
で、途中「元滝」の案内板を見付け、同期の「S野」が自慢げに話していたのを思い出し立ち寄ってみる事にしました。
駐車場から700mほど林間の小径を辿って行きます。
行きついた先に滝が現れました。
岩の隙間からあふれ出る鳥海山の伏流水なんですね。
下手の方まで広い範囲でしみ出しています。
滝としての規模は正直小さなものでしたが、この滝を前にしてただじっと水の落ちる音を聞いていられたら、ちょっと心が穏やかになりそうです。
湧き出る水は清らかです。全く濁りはありませんでした。
鳥海山からしみ出す水が山形県遊佐や酒田、秋田県はにかほに本荘の水田を潤しているのでしょうね。
透き通った気分で帰宅したニャンコでした。
で、夜に月明かりに気が付いた(笑)