写真ついでに
小坂の武田さんのネガケース こちらは古い方です
で、その後
かなりアバウトな住所ですねぇ(笑)
昔、カラー写真と海外旅行(出張も)ってのは物凄くお金がかかったようです。
で、旅行代理店とフイルムメーカーのタイアップ?
カラーフイルムの現像、プリントは町の写真屋さんでは出来ませんでした。メーカーのラボと呼ばれる指定現像所でのみ出来たのです。
つまり冨士は冨士、さくらはさくら、コダックはコダックと決まっていました。
カラーフイルムはネガにせよポジ(スライド用)にせよ、購入時に現像代金まで先払いでしたから、かなり高いものでした。
以前求人広告を載せましたが、高校卒で月給21000円ほどの頃、20枚撮りの国産カラーフイルムは800円前後していた様です。プリントは手札に毛が生えたくらいのサイズで一枚50円から70円。今の物価に直したら大変ですね。だから現像とマウント代で済むカラースライドが多かったみたいですよ♪
で、メーカーのサービス券が入ってたり
あるいはオリンピックのスライドを通販したり
と、売り込みが大変だったようです。
空港の売店や国立公園などの観光地の売店に、カラースライドが売られていた記憶もあります。小さくて軽いこじゃれたお土産だったのでしょうか。いまでは信じられませんね。
そうして普及に努めたフイルムも、いまではごく一部のマニアのものになってしまったのがちょっと寂しいなぁ。