走らせる事、操る事、体感する事の喜び♪

生きてるんだな と感じた事。
これまで過ごしてきた時の中に、数え切れない程の瞬間があったと思います。
少年時代は少年なりに、青年期は青年として。
今、この歳になったらこの歳なりに感じる瞬間。

辛いことや苦しいこと、悲しいことも悔しいこともたくさんたくさんあったのに、生きてるんだって感じた瞬間、そういう事はどうでもよくなってしまいます。
それを人に伝えようと思っても、言葉では伝えきれるものではありませんね。
そんな時、感動を分かち合える人がいたならば、きっと喜びは何倍にも膨らむことでしょう。

逆に悟りきったような対応をされるとがっかりですね。

いい歳して、お子ちゃまなんだから
なんて言う輩は大っ嫌い。

未熟者め
と言われた方がなんだか楽しい(笑) だって開き直ってまだまだ物事に打ち込めそうだもの♪


それと…
他人の泣き言や愚痴はだれも聞きたくないし、まして同情を誘う言葉や、言い訳なんて反感を買うだけですもんね。
だから、自分自身の悲しさや辛さは自分だけの物。表に出さないでいると、それはそれで
調子に乗ってるとか、自分だけ良ければいいのかなどと陰口を言われる事もあります。

外の世界に自分絡みの情報を発信する事への反応は、よい事ばかりではありませんでした。

そんな事を思いながら終章へと向かう気持ちになりました。
まあ、ゆっくりと(笑)


 本題

さて、昨日
マツダが行っている1日試乗キャンペーンに申し込んでおいた、新型ロードスターを試乗してきました。

ネットで予約申し込み。一人1回かぎりでマツダの乗ってみたい車を無料で借りられるんです。(当然燃料は自費)

晴れ男なのでしっかり晴れました(笑)
だってオープンカー(今時こんな呼び方をする人はいないかも)ですからね♪

岩槻の営業所から高速(東北−圏央道)で狭山に出て、途中で狭山茶を購入。
青梅に抜けて一休み。

名物「へそまん」GET!
借りた車はもちろんマニュアル6速ミッション。

最近ご無沙汰のアナログスピードメーターで…、あれ? めずらしく200Km/H まで刻んでありました。
180Km/Hで速度制限がかかるとはいえ、やはりスポーツカーのアナログメーターとしては200の目盛りが無いと気分がでませんよね(?)

軍畑からくねくねと山道を抜け名栗川沿いの道に出て、バイクで立ち寄る名栗湖(有間ダム)で一息。


やっぱりそれなりにかっこいい車です。
自分の8に比べ軽いのとコンパクトなので狭い山道をキビキビ駆け抜けて行きます。
エンジンも1500とは思えない中回転域からの立ち上がりの良さにゾクゾクさせられます。
調子よく再スタートし、名栗川上流から山伏峠を越え国道299号の旧道に出て右方向へ。

いつもは逆から来るのが多く、ここで止まった事がありませんでした。
見晴らしが利くんですね。

はい、正丸峠です。
山伏峠から東側に上がっていく登山道があって、伊豆ヶ岳に登り長岩峠からさらに正丸峠に辿るコースがあります。
その下りて来る場所がここ。

しかし、正丸峠の旧道は道が細い上に荒れていて、さらに飛ばさないようにとカーブごとに中央線に金属の反射プレートが並んで敷かれています。
その幅の狭いこと!
ゆえにそうはスピードを出せませんが、このロードスターは運転していてタイヤの位置が手に取るように感じられます。そしてステアリングに対する反応もあざやかで、自分が狙った通りのラインを正確にトレースできました。
立ち上がりいいエンジンとの組み合わせで、楽しいのなんの♪
これでもか!っていう関門に、まだまだ!と応えてるような(笑)

このまま奥武蔵グリーンラインに上がるコースが普通なんですが、いつも同じ方向に走るのもなんだからと、いったん国道を吾野まで戻り、そこから顔振峠を目指して逆コースでトライ。
同じ細い道でもこちらは中央に余計な障害物も無く、対向車の有無を確認できる場所はけっこう楽しめます。

自分は狭い山道もそこそこ元気に加減速を楽しみますが、先の読めない(人、対向車の可能性のある)カーブや登り坂の頂上、そして民家の近くでは確実に速度を落とします。だれかと競争してる訳ではありませんもんね。
今乗っている車が自分なりに楽しく走れることで十分です。

グリーンラインの黒山展望台という場所まで一気に(まさに一気に?)駆け上り一休み。

先に来ていたミニの青年と出会って会話を交わしました。
山歩きもするそうで話も弾みました。駐車場の上に行くともっと良く見えるよと上まで誘って一緒に景色を眺めましたが、今日はやや霞みながらも埼玉平野部から東京都心、東京湾から京葉方面まで見渡す事ができました。
珍しい〜♪

ここからいつもとは逆コースで狩場坂峠まで駆け抜けましたが、景色がいつものシーンの逆回しみたいでこれも楽しかったです。
カーブや段差の有無などがけっこう頭に入っているもんだなと我乍ら感心したりして(笑)

お決まりの峠に到着し、一休みしてから(ちょくちょく休むのは、テンションを上げすぎるとつい調子に乗って無茶するからです)、いつも来る定峰峠ではなく、途中の白石峠から都幾川町に下りるコースで帰ってきました。

あとは一般道路をおとなしく安全運転。
18時にマツダの営業所に無事返却しました。

う〜ん、実用性はかなり低いけれど、お金あったらこの車欲しいなぁ…
ちょうどスポーツバイクみたいな感じです。
歳とってリタイヤ後にハーレーやBMWの大型バイクに乗る人と同じ感覚で、自分はハーレーよりもロードスターが欲しいと思います。
宝くじ、当たらないかな〜(笑)

車を運転する楽しみや喜びは、車の大きさ、馬力、実用性、経済性…などだけでは得られないだろうなって、新しいマツダの車に乗るたびに思います。

頑張れ マツダ
目指せ ロータリー復活の日