西荻窪界隈の続編?(笑)

西荻駅前

幼稚園の頃の行動範囲は家から広っぱと、幼稚園を除いては青梅街道を越える事はありませんでした。
小学校に上がると、だんだん行動範囲も広がって、青梅街道を越えて、西荻窪駅の途中に流れている善福寺川辺りと、大元の善福寺池までは子供同士で遊びに行く様になりました。
自転車に乗れるようになったのもその頃でしたから。
我が家もまだまだお金に余裕は無く、自転車も知り合いから父がもらって来たサビサビの16インチだったか20インチの凄い自転車で、とりあえず空色のペンキを塗りたてられてニャンコの初めての愛車となりました。(写真、みつからないなぁ…)
現在の善福寺川ですが、青いゴルフ練習場のネットの辺りが、昭和36年頃ではこんもりとした林になっていて、木にからんだ蔓につかまり善福寺川に向って「アーアアー!」と叫びながら飛び出していったものです。

西荻駅の南口に出て、

小さなアーケード商店街を抜けると



「松寿し」さんがあります。

このお店も昔からあり、たま〜に夜遅くに上機嫌で帰宅した父は、よくこのお店の折りをぶら下げていました。

現在のように、小さい子供がお寿司屋さんに行って寿司を食べる事等、めったに無かった頃です。その滅多に無いお寿司屋さんのはじめての経験もこの「松寿し」さんでした。かっぱ巻きとかんぴょう巻は覚えているのですが、寿司ネタなんて知ってる子供はいませんでしたから(笑)

昭和には、下が商店で、二階で生活するタイプの集合商店?というか、商店のアパートみたいな建物がありました。
西荻窪駅の近くにあったのは、一番表が玩具屋さんで、いつもショーウィンドーを眺めては手の届かないんだという事を自分に言い聞かせていたニャンコでした。子供の頃、おもちゃ等が欲しいとダダをこねた事は一度も無かったそうです。
つい最近まであったその集合商店も取り壊されてマンションが建つというのでがっかりしていましたが、なんとマンションの片隅におもちゃ屋さんが復活していました。

当時の地図です。


で、ここでまだ話は終わらないんです、これが(笑)