昨日の件ではないですが‥
平成の終わり頃から付属して来る車両毎の取説が簡略化されて来てますね
'70中頃の新車に付いて来た取説はB5判で上質紙が50~100ページ未満で、文字やイラストも大きく読みやすかった
参考1 Familia 5代目 BD型E5 55p (最初のFFファミリアです)
エアコンはディーラーOP? メーカーの取説が別について来ました
取説内容はエンジンの始動からミッションブレーキ、あとはワイパーやら灯火類にラジオやヒーターの使い方などに簡単なメンテについて位でしたからそんなもので足りたでしょう
参考2 Capella 4代目 GC型FE 91P (これもFF初代カペラ)
あれこれ豪華装備が増える分だけバブル時代の取説は厚くなってきましたが、それでもほとんどの機能の使用方が記載されていました
ちなみにFamilia 6代目 BF型B3 の取説は118Pになってました
参考3 Luce 5代目 E-HCFS 146P V6エンジン登場時
それからちょっと小型版化(A5判)され(グローブボックスが小さくなったから?)
たのが
この後のセンティアやRX‐8も少しずつページが増えて、DEMIOではもう厚過ぎ感が限界?(笑)
平成中・後期辺りから、車が電子化されたうえに、更にはドライビングサポート機能が増え、それらすべての機能を網羅する取説はグローブボックスに収まらないとか?('◇')ゞ
そういえば、携帯電話も初めは使い方マニュアルがしっかり付いて来ましたが、スマホになってからはスタート案内だけで、詳細はインターネット上で見ろというメーカー様からのお達しにとってかわったっけ
当然車も電子取り扱いマニュアルになり、自分でスマホ片手に車内のあちこちのコマンダーなどをいじる羽目に( ;∀;)
だいたい、老眼でスマホ見ながらは無理でしょう(>_<)
幸いなことにニャンGはDEMIOでコマンドダイヤルやインターフェイスソースに触れていたので、たぶんこうかな?と探りながら設定コマンドに辿り着きましたが‥
若いスマホ世代の方には何の躊躇も無いのでしょうが、スイッチと言うのはONとOFFだけで動作するという時代に育った世代にはなかなかどうして(^^ゞ
先ずはフォルダーを探して開いて、その中のサブフォルダーに目的が入っていそうなものを見付け、更にその下のフォルダーの中のファイルでON OFFを選択するなんて‥
おそらくこれをアナログ時代のスイッチにしたら、コンソールボックスやグローブボックスの中がスイッチだらけになっちゃうんでしょうね
昔のSFの宇宙船やロボットの操縦席みたいに?(笑)
そして、付属工具はな~んにも無くなりました
ジャッキもスペアタイヤも無し(ニャンGは仕方なくオプションのパンタジャッキを付けました‥DEMIOのをパクろうかと思いましたが下取りのため却下)
搭載されてるのは、申し訳程度のホイールレンチに緊急パンク修理材(これは使用後のタイヤの長期使用が出来なくなります)に中華製12Vミニコンプレッサーのみ
あ、アルミホイールの内側に残った修理材も除去が大変だそうです
ニャンGはパンク修理キットを積んでます(軽いしかさばらないし使用後のタイヤへのダメージが少ない)
これでダメなら所詮はタイヤ交換しかありませんから
で、車をよく見ると、ドライバーやプライヤー、プラグレンチなどがあっても出先で使用するような箇所がほとんど無いし‥
プラスチック外装(内装?)はほとんどがはめ込み式
しいて言えば小型のエアゲージと予備のタイヤのムシセット(エアバルブでムシ回し付)くらいは自分で買って積んどいたほうがいいかな‥くらいですね
バイクと違って現代車(注:某国のメーカーではありません)はアンタッチャブルって事でしょう(-_-;)
因みにFD3Sまではちゃんとスペアタイヤ交換説明が取説に載ってました
やはり、昭和の公害対策前の自動車を知るニャンGは、その頃の旧車(殊にファミリーカー)が恋しいです