アラジンって…?   (追記しました)

ニャンコは前に書いている様に T矢とちょくちょく飲んでいます。現在の互いの職場が近い(徒歩7分)のもありまして。
そこで度々この劇の話題になるのですが…

T矢曰く
「オレは主役だったんだよな。でお前は悪役だ♪」
ニャンコ
「馬鹿言え。主役はお前個人じゃなくて小道具のランプとセットでやっと一人前の存在じゃねぇか」

「いやぁ、やっぱりN先生は見る目があるね。配役がぴったりだもの。」
ニャンコ
「あのな、主人公なんてとりあえず台詞をしゃべってればいいの。その芝居の出来を左右するのは敵役の存在にかかってるんだぜ」

「うん、でもオレは正義でお前が悪者には変わりないし♪」
ニャンコ
「だ〜か〜ら! お前台本よく読んだのか? アラジンのどこが正義だよ。ただのホジナシ(*注;この場合 馬鹿息子といった意味合いの言葉です)じゃねぇか。少なくとも魔法使いはこうなるまでに努力を重ねただろうし、魔法のランプの存在も探し当てたのに、アラジンは親の財産を遊び金に使って暮らし、儲け話を夢見て田舎を捨てて出て行こうとしてたバカコだぜ」

「でも主役だ♪」
ニャンコ
「あのな…。もしあそこで魔法使いに出会わなければ、都会に出て野垂れ死んで終わりなんだって」

「?」
ニャンコ
「だから、魔法使いあってのアラジンなんだよ!」

「でもオレいい者、おまえ悪者(笑)」
 *注; 子供の頃〇〇ごっこをする時、悪者に対して主人公側を「いい者」と呼んでいました。月光仮面 七色仮面 隠密剣士 忍者部隊月光 まぼろし探偵 少年ジェット 等々。ちなみにニャンコはブラックデビルが好きでした…あれ、やっぱり悪役やりたかったのかな?

ニャンコ
「魔法使いの立場からストーリーを組み立てれば、せっかく苦労して見つけたお宝を、土壇場でとんでもねぇク〇ガキに掠め取られたという事で、アラジンの方が悪者なんだよ。正義なんて立場が変われば180度ひっくり返ってしまうもんさ」

「でもこれはアラジンの話だからね♪」
とニヤリとするT矢。
その度にニャンコがニャロメになってしまいます(T_T)

お気付きでしょうか? T矢は衣装を変えてお色直し(?)までしてるんですよ!
ここはT矢が「ああ、あなたは!」とニャンコを指差す場面ですが、おいT矢、それじゃぁチョキだろう…(笑)

ルパン三世には銭形警部、宇宙戦艦ヤマトにはデスラー総統、アムロにはシャア、江戸川コナンには怪盗キッド、そして諸星あたるには面堂終太郎。こういったライバルあってこその面白さですよね。

T矢とニャンコの「中年オヤジ居酒屋バトル」は、「うる星やつら」のあたると面堂の掛け合いのように、これからもず〜っと続くのか。
ああ…ラムちゃんよ今何処 (笑)


追伸
HIDEKIさんか贈られたらなごり雪。こちらに載せておきますね♪
九州出身の伊勢氏が作った曲なのに、何故か北国出身の人達に愛されている歌ですね。