けいなさんを偲んで - 始まりは1955年 1月…ニャンコのため息

偶然の出逢いだった
別々に歩んで来た人生なのに不思議とすぐそばを何度もすれ違っているような、目には見えない「時を旅する妖精」みたいな人

昨年の９月のコメントを最後にコメントが書き込まれることは無かった

彼女が以前書いていたブログから、その病状や状態を知り動揺はあったが、その事には触れない様にし、敢えて明るいコメントを返したり自分達の楽しい話題を載せるようにして来たのだけど。
一緒に涙を流してあげたいと思う事も何度もあったが、彼女の闘病の辛さや不安という苦しみに、生半可な理解を示すなどおこがましいという思いもあった。自分は治療のために何の役にも立てないという事も充分わかっていたから…

一度、体調のせいかこのブログから遠ざかっていた彼女が、私がオープンなブログを休止しようかと書いた時に「止めないで」というコメントをくれたっけ。
それから少しの間彼女のコメントが続いたので元気でいてくれてるんだなと喜んでいたのだけど。

その時、私はブログのタイトルを変える事にした。
ため息ではなく、ただ一人の人へのメッセージを込めたブログとして続けるつもりで「For You (from Nyanko with …)」に。
Ｙｏｕは勿論Ｋｅｉｎａ、そして…はＬＯＶＥ。
頑張れとかしっかりとかそんな言葉は空々しい。私達はこうして元気にやってるよって。普通の出来事を仲間や友人の一人として恵菜さんに伝えたくて。

私の独りよがり、あるいは自己満足だと批判する人もいると知ったけど、そんな人間からの批判なんてどうでもいい。いや、そんな人間の事なんかどうでもいい。
自分の気持ちが彼女に届いてくれればいいなと勝手な思い込みでやってきたのは事実だし、そんな事は百も承知なのだから。

こんなに早く愛する人達と別れなくてはならなかった彼女の気持ちを思うと涙を禁じえないけれど、きっと彼女は私達の一生分よりもずっと沢山の愛情をもらい、与えて人生を終えていったんだと信じてる。

　　恵菜さんへ

PCやipadはもういらないね。
きっとどこからでもこのブログを読んでくれてると思うから。
だからここは閉じないよ。いつでものぞきに来れるように。
さようならはまだ言わない。それはこのブログを閉じる時だよ。

もうコメントはもらえないけど、恵菜さんに出逢えて良かったよ。
本当にありがとう

　　　　　　　　　　　Nyanko

　　恵菜さんのコメントがある記事の一覧です

http://d.hatena.ne.jp/nyantame/20111230/1325212843

http://d.hatena.ne.jp/nyantame/20120122/1327228818

http://d.hatena.ne.jp/nyantame/20120126/1327504572

http://d.hatena.ne.jp/nyantame/20120129/1327835407

http://d.hatena.ne.jp/nyantame/20120223/1330004849