小学3年から中学2年までの6年間を小坂町で過ごしましたが、夏と暮れの日曜日に隣の大館市まで家族で出かけるのが楽しみでした。
社宅から坂を下り、10分ほどで小坂鉄道の小坂駅に着きます。
タクシーに家族4人で乗り込んで、大町の武村とか桂城付近の紳士服屋に向かいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E6%9C%AD%E7%AB%B9%E6%9D%91
その紳士服屋さんはまだ営業されてますね(*^^)v
お昼はその近くにあった洋食屋さん「グラン・シャトー」で食べたり、R7の長倉交差点から少し西に下がった所にあった「とんかつ とん子」で食べたり‥
でも夏の大館よりも冬の大館に出かける時の方が何故かワクワクしてたように思います。
クリスマスという事もあって、小坂町では手に入らないプラモデルを探しに行くのがあの頃のニャンコ少年にとって一番の行事でしたから(^o^)/
雪で真っ白な中を暖房の効いた気動車でGETしたプラモデルをかかえての帰りは、ちょっと高揚した気持ちで暗くなった車窓を窓についた水滴を拭きながらじっと眺めていました。
小坂に向かう路線はすぐに山の中を縫うように長木川に沿って上がって行きます。駅のある集落以外は雪明りにぼ~っと浮かぶ山景だけ。
車内に響くのはキハ2100のDMH17H型少し頑張ってるエンジン音だけ
みんなイベントが終わってその余韻に浸ってるのか、あるいは疲れちゃったのか、夜の下り小坂行の車内は静かです。
小坂鉄道は最後の途中駅「籠谷」を過ぎるとあとは集落がありません。
そしてサミットのトンネルと小坂町の入り口になるもう一つのトンネルを抜けたとたん、進行方向に見える山の方は煌々と、そして町の住宅の灯りはキラキラと広がっている夜景にちょっと感激したりして(^o^)/
雪の積もってる夜は特にきれいでした。
回数にしてはホントに数える位しか体験していないのに、今でも心に残っている風景です。
北秋田の昔の写真が見られるリンクをひとつ(ちょっと重いですが)
https://www.ikishuppan.co.jp/publics/index/670/
小坂鉄道に関してこんな電子書籍も
間違いなくさいたまの師走より寒いのですが、子供時代にはへっちゃらだったなぁ‥
(@^^)/~~~