ケーブルテレビで太陽にほえろなんて見てると昔の東京の街並みや当時の車の姿が見えてとても楽しい(って、ドラマ見てるんじゃないのか?)
それは別として、首都高、第三京浜、東名高速や中央高速に関越道の一部開通と、車に求められる性能がそれまでとは変わり出した時代です。
都市部を出れば一級国道もまだ非舗装部分があちこちにあった時代です。
車に求められるのはまず丈夫なサスとそれを支える車体だったのは言うまでもありませんでした。都市部でスムーズに走れても、地方ですぐにサスが故障してはアウトでした。
そんな道路状況での求められるエンジンは高回転域でトルクが出るエンジンより、中低速で粘るエンジンが使いやすいエンジン。言って見れば前進3段ギヤの2ndの守備範囲が広く使えるトルク特性を持つ事ですね。
一般道の砂利道や泥んこ道で高回転でパワーが出るエンジンなんて無用の長物。まして4段ギヤも2nd,3ndをがちゃがちゃ切り替えなくては走れないなんて論外?(笑)
それとブレーキは現代と比べかなり甘い設計でした。だって非舗装路でロックしちゃったらアウトだから。で、当時は後輪駆動が主流だったため補助的にエンジンブレーキを多用するのが上手い運転だと言われてました。なので3段変速の2ndギヤが大事だった…そうです(ニャンコの前の世代の話です)
ニャンコがバイクに乗り始めた頃、都市部では大分道路も整備が進みましたが、地方ではまだまだ未舗装国道があり、街を避けるバイパスもやっと少しずつ開通しだしたというところです。 峠? そりゃもう(笑)
車も若者向きや、チョイ悪親父向けにツインキャブやタコメーター、ディスクブレーキ、フロアシフトなどを装備したスポーツタイプが発売されました。
(昔の車は個性豊かでたとえばAピラーやホイールアーチを部分的に見ただけで車種がわかるほど♪)
バイクもそうでしたが、信号で回りに遅れを取らないという事が各社のセールスコピーでした。全車が遅れを取らないって、いったい…?(笑)
いわゆる直線番長時代です。これはオイルショックにもめげずに番をはり続けていましたが。ま、かけっこで負けたくないのは男の子の本能かも。
カローラやサニー、コロナなどのシングルキャブ仕様、いわゆるファミリーカーってやつを若者達はバカにしてたりして。何を生意気言ってたんだかと自分のばか者時代を思うと赤面ものです。
タイガーマスクのエンディングソングが心に沁みたその後のニャンコでした(笑)
youtubeで見られる昔のCMを少々
う~ん、時代ですね(^_^)v