ニャンコの汽車旅 2-2

阿蘇にて 子ニャンコ

佐世保では、船釣り、自衛艦の見学、西海橋九十九島を訪ねたりと楽しい数日間を過ごし、帰路は佐世保から熊本へディーゼルカーでのスタートです。\(^o^)/
急行だったと思いますが、冷房車両で、半分指定という変な1等車でした。途中乗り換えたのか1本で行けたのかの記憶がありません。「草千里」という名前が記憶の片隅に残っていますが、それは熊本から阿蘇までのディーゼルカーだったかも。

阿蘇からはハイヤー阿蘇山から草千里、飯田高原そして暗くなる頃別府に到着。手前道路脇から湯煙があちこち噴出していて、当然温泉旅館で入浴の一休み。どうするのかなと思っていたら、夜の10時頃別府発高松経由神戸行きの瀬戸内海航路で出発だそうで、今度は船かといいかげん呆れた(@_@;)… いえ、感激したニャンコです。
むらさき丸という3000トン級の船でした。二段ベッドの4人用船室に家族で乗船。夜なので出港してしまうと部屋の窓からは特に面白いものも見えずベッドにもぐりこんで寝るだけです。(-_-)zzz
18ノット程のゆっくりペースで瀬戸内海を進んで行きますから、高松入港のずいぶん前に外が明るくなり、行き交う船や瀬戸内の島々を楽しめる様になりました。
船はさらにのんびり進み、これも社会科で習っていたポートタワーが見えて来ました。
思ったより小さいと感じたのを覚えています。ここが将来まさかあの大地震にあうなんて想像すら出来ない暑く静かな夏の日でした。

神戸から新大阪へ向い、一年前に開通した東海道新幹線で東京へ。
何と言ってもニャンコにとってのメーンイベントはこれです!(^◇^)
残念ながらまだ一部徐行区間があって全力運転?はしておらず、新大阪-東京間を「ひかり」は4時間で結んでいました。とはいえ、未体験の速度域を味わうのですから大興奮です。
で、発車したと思ったらあっという間に京都でした??? 大阪と京都がこんなに近いって初めて知ったのですが…、京都市の強い要望で停車する事になったと後に知りました。
途中 関が原がどこだかわからないまま、名古屋まではただ速度を味わっていました。そうそう、ブュッフェも見に行きました。速度計が表示してあったと思います。
名古屋から先は、浜名湖、大井川、天竜川、富士山と景色を楽しむ余裕も出て来て、行きに通ったまだ日本一の長さを誇っていた北陸トンネルと最新の新丹那トンネルの長さと通り抜ける速さの比較も味わいました。
興奮のひかり初体験で、気持ちが緩んだのでしょう。東京で伯母(母方)の家にお世話になり、秋田はK町まで帰ったのですが、何に乗って帰ったのか全く記憶にありません(笑)
夜行寝台の津軽か盛岡から花輪線まわりだとは思うのですが…。ひかり号に乗った後ではもうどうでもよかったようです。
  (^^)/~~~