個人情報で思い出した事

ニャンコ25歳。秋田での水産卸業の会社を辞めて当ても無く学生時代を過ごした東京に舞い戻ってきました。何とかなるさってお気楽に、大学の親友の家に居候をきめ込むという、今思えばかなり脳天気な若僧でした。
父も焦ったのでしょう。知り合いの伝手でとりあえずイ〇ー〇ーカ〇の水産部に紹介してくれるとか。

これがまた、父が在籍していた会社の部門に出入りしていた機械を扱う小さな商社を起こした人が、その友人である〇ハ〇洋の部長さんだったか役員さんだったかを通じ、そこからイ〇ー〇ーカ〇の人事へ紹介されるというわらしべ長者みたいな話でした。

もちろんニャンコは言われた通りちゃんと商社の社長さんを訪ね、一緒に〇ハ〇洋の部長さん(?)に会い、今度はその部長さん(?)にイ〇ー〇ーカ〇の人事部まで同行していただきました。

さて、ここからです。
しょうが無い、入れてやってもいいけど、後はお前の努力次第だぞ、という雰囲気はまさにその通りなのでニャンコも素直に恐縮していました。
次に出た社訓というか決まり事がこれでした。
「当社は、会社の催し意外では社員同士での飲み会やマージャンなどは固く禁止しています。そういう席での愚痴や悪口などから会社の情報等が流出する恐れがあるからです。まして取引先や同業他社の人間とは絶対です。…」

え?
ニャンコの親友は東〇ス〇アの水産部に勤めてるし…、今そこに居候中だけど???

結局、仕事のために友人や同僚との付き合いに犠牲を強いる会社はニャンコが勤められるところではありませんでした。
お骨折りいただいたお二人のご好意には申し訳なかったのですが、ご辞退させていただいたニャンコです。

その後のイ〇ー〇ーカ〇さんや7&iHさんはどういう規則か知りませんよ。
でもしばらくはイ〇ー〇ーカ〇に行き社員さんが働く姿を見ては「この人たち自分のプライベートまで会社に切り売りしてるのかな?」と思ったものです。
ここって個人情報より社内情報を守るのが最優先? な〜んてね♪

それともあれはニャンコを篩いにかけるための人事課長さんのテストだったのでしょうかねぇ。
謎めいた個人面接でした(笑)