自分にとって

上野駅は終着駅という印象が強くあります。

それは自分が北東北の生まれだからでしょうか。
中2の終わりに二度目の東京生活となった引越しで上京した時も当然夜行急行列車の終着駅は上野駅。 あ〜 着いたんだ…って感じかな。
ゆっくりゆっくりホームに入って行く列車は、一晩かけて目的地に辿り着いたというけだるさと安堵感をかもし出していました。

上野からの下り列車のお客さんって帰省や遊びに出掛けるという事からか、例えば秋田駅でも青森駅でも下車した乗客の表情はとっても明るかったように思います。
上り列車の乗客とは随分違います。

そういう人の表情の違いはもう昔話になってしまいましたね。

上野駅を目指して走り去って行った列車の姿はもう記憶の中だけになってしまいました。

ちょっとさびしい…

以前、秋田で出会った上り寝台特急
24系

583系

もう上野を目指さないんだなぁ…

いろんな事に終わりがあるんですね。
いつの間にか生きて来た時の長さのせいか、たくさんの出会いや始まり、別れや終わりを見て来たんだなといまさらながら思います。