ルアー・フライフィッシングの草分け的輸入販売代理店に勤めたのが昭和56年だったかな。
今は自社オリジナルのロッドやルアー、衣類、素材なども扱うその筋では大手に成長した会社ですが、ニャンコが入った時は営業4人に対して経理事務の女性が3人、発送修理などの業務が3人、広報が1人、役員が3人というめちゃくちゃ営業の人数が少ない会社でした。
その後営業が毎年増えて行きましたが…
まあその会社の内容はともかく、自分は東京23区と千葉県の担当でした。
その頃毎週車で営業に来た千葉市を35年ぶりに尋ねてみました。
まずは本千葉で下車。
駅前の地図をチェックしました。
喜の丸釣具店のオヤジさん(まさにそんな感じ)は出店として千葉そごうの釣具売り場も持っていて、お店の近くの守山釣船店の息子さんがそごうの釣具売り場の店長でした。
いかにも千葉の方というお二人でしたが、口は悪いけどなにかと面倒見の良い方々で、生意気な若造だった自分もとてもお世話になりました。
ネット上には名前が残っていますが、行って見ると釣具店は普通の住宅に。釣船店は駐車場に変わっていました。
川にかかる橋からみた景色はほとんど変わっていないのですが…
もう一軒あった釣船店はまだ細々と営業してるみたいですがなんとも寂しいかぎりです。
気をとりなおして駅の方に戻りますが、あれ、ここは大網街道なんですね。
で、昔は無かったモノレールの駅を発見。
パルコの方に行けそうなのでモノレール駅に上がると、おやまあ。お城が見えました。
今回は昔懐かしいお店を辿る予定だったので見学はパス。いつか行ってみよう。
初めて乗る千葉のモノレール。
歩くよりは涼しいし楽♪
でも葦川公園で降りるからすぐ終り(笑)
モノレール駅から歩道に降りるとまだパルコはあるようです。
公演のところを右に回りこんだところが入り口でしたね。
このパルコにも髭を生やした痩せ型のちょっと胡散臭い(失礼)おじさんが個人で「バフィー」というルアーフライショップを開店したのですが2年程で閉店してしまいました。
だいたい釣具店にゴルフクラブの名前付けちゃダメでしょう(笑)
自分が居た3年半ほどの間に、お店を始めてはつぶしてしまった若い人が何人もいました。
趣味の店は難しいですね。
東京23区内も自分が営業で回った店は片手で数えられる位しか残っていません。
年月を感じるニャンコでした。