GYAOSさんの作品

なかなかの作品ですね


零式戦ですね
排気管からすると五二型でしょうか


こちらは五式戦?
2型?

三式戦(飛燕)の機体ベースとの事でキャノピーの後方処理の方式が二通りあるのでしょうか。

零式戦は日本人なら誰でも知ってる戦闘機ですが、終戦間際に自国の技術力を省みず軍部から高望みの性能を要求されて開発された戦闘機は知らない人が多いですよね。
海軍機は紫電改と陸軍は疾風が大日本帝国陸海軍の最後に活躍した戦闘機という印象が強いですね。

ニャンコが少年の頃、漫画週刊誌に出て来る戦争物はほとんどが零式戦がそのアイテムでしたが、唯一ちばてつや氏の紫電改のタカで初めてその他の戦闘機が主役(準主役?)に躍り出ました。
タミヤ紫電改を真っ黒に塗って、主人公の黒の紫電改を作った気になったり(笑)
それまでの戦争漫画と違い、戦争に巻き込まれていく敵味方の若者達の気持ちや家族のドラマを描いた少年の心に残る名作だったと思います。
最終回では漫画を読みながら涙してしまったニャンコ少年です。

とは言え、零式戦闘機といえば貝塚ひろし氏かな。それと辻なおき氏。
当時の人気漫画として各週刊誌に連載されていました。

なので、とにかく零式戦闘機のプラモデルは間違いなく売れた時代でした。
一応、一一型・二一型(二二型は見かけない)・三二型・五二型と型式も分かれていて、それとなく違いも頭に入っていました。
それに比べて陸軍機はあまり売れなかったようです。なんたって漫画に出て来ない。でても敵役か脇役。
一式戦「隼」だけは名前が通っていましたがあまりに武装が貧弱で、やっぱり子供には受けないんですね。
二式の「鍾馗」は頭でっかちでかっこ悪いし、格好は良いんだけどやっぱり活躍のイメージが無い三式戦「飛燕
」も人気度はいまいち。
ちょっと物を知った上級生には四式戦「疾風」がやっと興味の対象になる位でした。

アメリカの大戦機ははっきり行って子供目にもかっこ悪い(?)のでやっぱり売れませんでした。
唯一スマートなP-51ムスタングも、どちらかというと零式戦の仇というイメージだったのかイマイチでした。

あ、ニャンコが少年時代を過した田舎町での評価ですよ(笑)
なんかニャンコも模型作りたくなって来ましたよ