ニャンコTVことはじめ 1

父の仕事は転勤をたびたび重ねました。
ニャンコ生誕の地は秋田県K町。2歳半に東京杉並へ。
この辺りの記憶はほんのりとしか残っていません。
杉並は現在の桃井4丁目辺りの社宅でした。越して来た時にはまだTVなどありません。
家の中ではラジオが鳴っていた様な気がします。
そういえば電話機も無かったなぁ…

そんな我が家にTV受像機がやってきたのは世間様と同様、昭和34年の一大イベントの直前でした。

まだ幼児だったニャンコにはこの時のTVの記憶がありません。
TV効果は父の帰宅時間に出たようで、巨人の野球中継がある日は真っ直ぐ帰宅したとか(笑)

ニャンコはまだドラマなどのストーリーに付いていけません。
ポパイとかフィリックス等、アメリカ漫画の記憶からはじまります。

ちなみに、当時の社宅の周辺です。(現在の桃井)

500mほど北の上井草方向に散歩すると (現在の今川)

まだ農地の方が住宅よりも多く、戸建の家は農地の持ち主がほとんど。
この辺りにもやっと戸建て住宅が建ち出そうという時代で、まだまだ木造2階建て、共同便所・共同流し、共同玄関に各部屋用の下駄箱がある6畳一間のアパートが何棟かみられました。