18日は県南を探訪しようと釣り具などは持たずにセローで出発しました。
ちなみに、この前はケチってレギュラーGASを入れたのを乗って走りましたが、不精運転で低回転を使うニャンコにはどうも乗りにくく感じられ、プレミアムGASに戻しました。
レギュラー仕様にプレミアムは無駄だという意見ももちろんありますが、体感的にまるで違うのを感じられる人も多いのは事実です。
W子ではあまり差を感じませんが、250シングルでは顕著に差が出るみたいですね。
さて、R13を流れにまかせて一気に横手まで走り、その先から広域農道へ。
この辺りは旧平鹿郡。秋田リンゴの名産地でした。
農道の周りはリンゴの木だらけ。
秋田では県南の平鹿リンゴが有名ですが、県北の鹿角リンゴも頑張っています(*^^)v
広域農道は小高いリンゴ畑の中を走るので雄物川方面の見晴らしがとてもよく、信号も無いし大型車もいないので気持ちいい。
途中に公園の標識を見付け、一休みに立ち寄りました。
山形の新庄と関りがあるんですね。
きれいに整備された公園がありましたが、これは来てみないと全くその存在に気付かないかも(笑)
真人と書いて「まと」と読むようです。
なぜかポツンとたった一軒だけのお店がありました。
こんな処で割烹が‥?
あれ、何か食べられるかも。
中華そば部門だけ営業中の看板が(*^^)v
丁度昼時なので食べてみます。
メニューはこれだけ(笑)
いたってシンプル
で、食べてみました。
醤油のあっさり出汁に細めのちぢれ麵。で、お麩が入ってます(笑)
何処かで食べた味だなぁと思ったら、秋田市民市場の伊藤さんの中華そばと同じ系統でした。やっぱりお麩が乗ってたし(笑)
お昼食べたら暑くなって来ました。実際停めておいたバイクも熱そう(+o+)
さて、農道に戻りましたがこの道路は旧増田町に出ます。
少し山の中に入って行く狙半内という集落と聞いています。ちょっと訪ねてみました。
道はしっかりと舗装され、急坂も無く川に沿って走って行きますが、けっこう奥が深い?
かなり分け入った先に中村という集落があり、この辺りの中心地のようですが、たしか矢口氏の生家は中村だったとか。
この集落を少し外れた辺りの風景は‥
ああ、矢口氏の描く背景が浮かび上がります。
ここで育った氏が目に、心に焼き付けて来た背景なんでしょうね。
最奥の集落には温泉と蕎麦屋がありました。
やっぱり三平なんですね(笑)
しかし、今はこんなに道も良くて、どこの家も車を持っていて、乗り合いマイクロバスも運行されてるようですが、昭和20年代から30年代初頭は氏の回想記のようにはるか遠い町までは歩く良くても自転車で?
冬は雪を漕いで歩くしかないだろうし
道も狭く舗装されてるはずも無し。そんな生活は我々世代でもごく一部の人しかわからないでしょうね。
氏の作品からドラマとしての深みを感じるのはこの故郷に理由があるのでしょうね。ニャンコは「釣りばかたち」と「おらが村」が好きでした。
さあて、帰宅は一気に。
実はワクチン接種のために一時さいたまに行って来なくてはならなくて、セローは再度お米屋さんに預かってもらいました。
今回走行距離は
230Km
オドも30000km直前です。
ちょっとクラッチが滑り出してる感覚もして来ました。クラッチオーバーホールは専用ツールも必要だし、自分ではちょっとなぁ(T_T)
ま、ぼちぼち手入れしながら乗って行きます。