先日、HIDEKIさんと昭和の車の話題から、昔の自動車誌に載っていたカー用品の話になりました
丁度公害対策車が開発される(あるいは初期の対策車が販売された)頃の広告の定番をいくつか(^^ゞ
先ずはHIDEKIさんが真っ先に思い出した
デストリビュータ(今は死語?)のコンデンサーと付け替えるだけという手軽さで、けっこう売れていたようです(価格もリーズナブル)
昭和の終わり頃に、千葉の友人からもらって来たポンコツのシャンテにも付いていました(だからエンジンのかかりだけは良かった♬)
そして、何故かこの会社とMAZDAの販売会社はとても関係が深いような‥
いつもテストはMAZDA車で(笑)
この後に、進化型のPBシステム(プロフェッショナル・ボンファイア)が出た時も、テスト車両はMAZDA車‥主にRE車、が使われていました
REオーナーは、とにかく燃費を良くしたかった時代でした
でもこういう広告を全て疑ってっかかるひねくれたニャンコは、乗っていたサバンナAP3に取り付ける事を躊躇(^^;)
点火系と言えばこれも結構売れていたメーカーさんの製品
トランジスタ点火装置かな?
自動車ではあまりCDI点火装置は聞きませんが、実際はどうなのでしょう?
こちらの会社の点火システムは、ポイント及びディストリビューターをそのまま使って点火エネルギーだけを増幅するのだったと思います
でもボンファイアよりずっと高価でしたので‥(T_T)
そして点火系の次は燃料系ですね
ご記憶の方はいらっしゃるでしょうか
エコノマイザーという製品です
昔は殆んどがキャブレター式で、ガソリンタンクから機械式、あるいは電磁式のポンプで送られて来ます
それをキャブ手前でいったん小さな溜池を通す事でムラの無いガソリン供給をする‥らしい器具のようです('◇')ゞ
これも現代では燃料噴射式ですから要らないですね(笑)
かなり昔からこの広告が掲載されていたのが
燃料タンクに錫合金の玉っころ?を放り込むだけという代物です
まぁ、お守りという意味合いで入れてる車やバイクもそこそこ走ってましたっけ
なにせ全くの手間いらずで、補給もまず必要ない(というのもある意味?物ではありますが)
このほかに、点火系だとガンスパークなんてプラグに被せる器機や、デスビに被せるUFOコイルなんて物もありました
キャブレターとインマニの間に挟み込む、斜めに羽根が付けられたレスコーという器具も
これは混合気にスワールを発生させて燃焼効率を上げようという物でした
現代車は必要に応じて吸気バルブポートでスワールを発生させていますね
点火系も昔は社外品アクセサリーがメーカー純正よりも効率が良い物もありましたが、エンジンも車体も、結局はバランスですからね
一部だけが秀でても、燃焼温度が上がり過ぎたりガソリン漏れ等のトラブルが無いとは言えなかったようです
でも昭和の車はこうしてあれこれ自分でいじくったり、ちょっと効きそうなパワーアップ用品を取り付けたりして楽しめた物でした
今の車はせいぜいサス位しかいじれませんね
ホーン一つ社外品と交換するにはフロントバンパーやグリルを外さなくては‥
オーディオもメーカーオプション以外付けようがない(後付けできない)
しかもCD、DVDは基本的にプレーヤーも無し
TVは要らないのにフルセグがセットオプションで付いて来て、且キャンセラーを付けると車体のトータルシステムに異常が発生してとんでもない事になる(らしい)
性能(パワーと燃費のバランスや足回り)も恰好も良いけれど、完成品をはいどうぞと押し付けられてるような気になってしまうニャンGです
今の車って、修理が出来るんでしょうかねぇ
操作するというよりインターフェイスを使用して殆んどが電子制御に変換されて車を運転している訳で、実際は車載のCPUが全てコントロールしている訳で、遊園地の子供の車のように、自分で確実に動かしてるのはハンドルだけ?
ある意味怖い‥(-_-;)