地下鉄丸の内線 2

聖橋

いま ニャンコは池袋から本郷三丁目まで丸の内線を利用しています。
それほど地下深くないところを走る丸の内線は、東京の地形のおかげであちこちで地表に顔を出すんですね。四谷、茗荷谷、後楽園は小高い台地から飛び出していきなり地面を見下ろすし、聖橋では人工運河の土手っ腹から橋梁を渡して突っ切っていますし。
東京の地形の面白さを教えてくれたのも丸の内線でした。
新しい地下鉄は、川底どころか海底よりも深いところを走るので、どこがどうなっているのかわからないうちに目的の駅に着いてしまいますから。

心情的には昔の赤い車両が懐かしいですが(300形、400形、500形というらしい)、実際には現在の銀色の車両のほうが静かで乗り心地もずっと良いですね。
ちょっと嬉しいのはたま〜に昔のような内装がピンクの編成に出会うことです。あの赤い電車を思い出させる丸の内線のイメージカラーですね。