水源地 秋

秋の紅葉を歩こうと、父に連れ出されたのは小学生の頃だったと思います。
家族で水筒やらお弁当などを持ち、テクテクと歩きました。なんたって自家用車なんてどこの社宅でもほとんど持ってない時代でしたから(笑) それでも山〇の奥の方の2軒のお宅は早々に自家用車でご通勤でしたっけ。

濃紺の初代マツダファミリアセダンと初代キャロルをお持ちのT家と、何故か品川ナンバーの白の初代マツダルーチェを買ったばかりのM家。サラリーマンにもモータリゼーションが始まりかけた時代だったんですね。 ニャンコはとってもうらやましかったです。

 閑話休題

あけぼの住宅から藤原に向って歩き、その先から尾根をまたぐように砂子沢の上流に出ました。そこからは鉱山管理の上水道に沿った山道を歩いてやっとの事でたどり着くのです。ふぅ〜

全部でいったい何キロ位歩いたんでしょう。今だったらとてもとても(笑)
でも、山はきれいに色付いて、歩いていてもとても気持ちが良かった覚えがあります。

不埒にも、釣竿なんか持って行って水源地の上流で遊んでみましたが、あまりにも水が澄みすぎて、当時のニャンコの腕では釣れませんでした。
でも川を渉るとびっくりして慌てたイワナが何匹も足にぶつかって来ましたよ♪ こっちもビックリでした(笑)

秋も盛りの錠の紅葉はちょっと感激でした。