西荻窪周辺の今昔 その1

二歳半を過ぎた頃、ニャンコは生まれ故郷から東京都杉並区に越してきました。(というか、越して来たらしいです)
なので子供の頃の記憶はここ杉並区から始まったニャンコです。

社宅は西荻窪駅から北に歩いて20分位、青梅街道との交差点の近くでした。
この地で幼稚園、小学校入学と育っていった頃の思い出が、散策するニャンコの胸に甦ります。

下の写真の左側、家が並んでたっている所に、当時3軒の平屋庭付きの社宅がありました。

↓ちょうどこの御宅が建っている所がニャンコ一家が住んでいた社宅の場所です。

昔流れていたドブ川も下水になってしまい、そこは道になっていました。
すぐ近所に広っぱがあり、資材を置いていたりトラックが停まっている事もありましたが、たいていはがらんと空いていて、雑草だらけの子供達の遊び場になっていました。
周りはカラタチの垣根になっていた記憶があります。
当時の広っぱです。

50年後、駐車場に姿を変えた空間が残っていました。とっても広く感じたのですが、こんなもんでしたかねぇ(笑)家が少し建ったのかな。

昔の写真のバックに写っている家の塀ですが、なんだかそのまんまの様な感じです。
この塀を越えてニャンコのボール(バレー用?)がよその庭に入ってしまった事がありました。大きな犬がいて、普段子供の騒ぐ声にイラついていたようです。
で、すみません、ボールが入ってしまいましたとその家に声をかけたら、犬の歯でぼろぼろになったぺしゃんこのボールを塀の外に放り投げて来たんです。
悲しかったと同時に、ここの犬に出会ったら、このボールみたいに噛み付かれて穴だらけにされちゃうんだという恐怖にふるえあがりました。
あの時の人、まだ生きてるのかなぁ…
↓この塀です。

ニャンコの通った幼稚園は青梅街道を渡った大きな神社のとなりにありました。
当然昔は歩いて登園です。
なんと、あの青梅街道を、園児横断中にして渡っていたんですね! 現在では命がいくつあっても足りませんよこれは(笑)

↓このお店の前を渡ったんです。

現在はこんな感じになっていました。


↓当時の青梅街道の雰囲気がわかりますか?

…続く