秩父の奥の奥、現在も操業している秩父鉱山(ニッチツ)があります。
その手のマニアには有名らしいのですが、ニャンコも噂に聞くばかりで、一度は見てみたいなと思っていました。
渓谷沿いに狭い道を上って行くと急に建物に出会います。
子供の頃故郷の町にあったような建物です。
事務所に郵便局? 現役のようです。
お風呂屋さんと食品雑貨のお店だったような建物に資材倉庫?
鉱業所の入り口とその前を流れる川なんですが、昔の小坂川を思い出すような河原の色でした。
木々に覆われだした鉱業所の山側に、多くの住宅跡と学校らしき建物まであります。
ちょっと複雑な造りの建物や、さらに坂の上にも家が…
この先には壁のような山が聳えていました。
林道はくねくねとこの先も続き、八丁トンネルで山の向こう側に抜けます。
ここから一気に下って国道299号線志賀坂トンネルの出入り口に合流します。
やはりどこか昔の故郷を思い浮かべてしまう風景に予期せぬ郷愁を感じてしまったニャンコです。