はじめての箱根

まだ小学生になるかならないかの頃だと思います。
家族で箱根に一泊旅行に連れて行ってもらいました。
もちろん父はD社に勤めていましたから、宿は初代足柄荘でした。

こちらも初代になるのか、小田急ロマンスカーで。もちろん初体験です♪
窓が開いたんですね!

どうやら行きは雨も降ってなかった様です。
いっちょまえにフジペット(カメラ)を持ってますね(笑)

当時の足柄荘の部屋と庭です。
現在は建物を大きくしたので庭が楽しめないのは残念ですね。

庭でニャンコ少年が持っているのはゴムで出来た蜘蛛で、チューブの先のゴム球を握ると空気圧で蜘蛛が動きます。何故かお気に入りだった様です(笑)

部屋のテーブルに、ピンがボケてますけど、当時お出掛けに必携だった子供用の水筒が乗っています。ネジ式キャップがコップ代わりになってて、そのキャップにはたいてい小さな方位磁石(コンパス)が付いていました。
今のように、街中どこでも飲み物が買えるわけではなかったし、飲み物を買う事自体がけっこう贅沢だった時代です。

さて、翌日たしか大涌谷から芦ノ湖に出たはずなんですが、もう雨で寒くてあまり記憶がありません。どうやら遊覧船に乗ったようですが…
寒くて風呂敷を羽織ってるし。

当然バイキング号なんて大きな船はまだありません(笑)

天下の箱根芦ノ湖も、まだこのくらいの遊覧船だったんですね。

この後、ニャンコが箱根に行ったのは東京の高校1年生の一泊旅行でした。

今回、足柄荘に泊まり、急に昔の事を思い出したニャンコです。