ほぼ完成?

ディスクブレーキラインに液を入れ、エア抜きに挑戦。

いるいろ注入法がありますが、今回は上から下までスッカラカンなので、ニャンコは注射器と耐油チューブで下からそ〜っと注入する事にしました。

キャリパー側のエア抜き口を開き、できるたけ細かい泡が生じないようにゆっくり静かにブレーキ液を注入していきます。
キャリパーのピストンシリンダーがいっぱいになりさらにある程度液が上がるとグーっと抵抗がかかります。
これはブレーキ液がブレーキレバー部のピストンまで達したからのようです。空気は抜けるけど、液体は抜けにくい程の隙間らしい?
で、キャリパーのエア抜きバルブを閉めてから、注射器を外して残っているブレーキ液を上のマスターシリンダーにそっと入れます。
とにかく気泡を作らないように注意です。

それからエア抜きがはじまります。
まず、マスターシリンダー部の細かいエア抜きをするためにブレーキレバーを握ったり放したりを繰り返しました。
最初は全く手応えがないのですが、マスターシリンダーの中に細かい泡が少しずつ出て来て、そのうち握るブレーキレバーに手応えが出て来ました。

ある程度手答えが出たところで、こんどは下のキャリパー部のエア抜きです。

ブレーキレバーをぎゅ〜っと握り、先ほどのキャリパーのエア抜きネジを少し緩めました。
繋いだビニールチューブに気泡がぴょこんと2cmほど液と一緒に出て来ます。
ブレーキレバーを何度か握って液を送ってから再度ぎゅ〜っと握ってエアを抜きます。さきほどとは違って小粒の気泡がちょこっと。
上のリザーバータンクの液量が下がったので少し補充。そしてまた繰り返し。
でも3度目でほとんどエアは見られず、4回やって一応おしまい。
シングルキャリパーは液を入れるときにできるだけ細かい気泡を作らないようにすれば、後のエア抜きの処理が楽ですね♪
リザーバーへ液を一杯に補充してキャリパーに蓋をしました。
この後は液漏れに気を付けないと。
まあ、引きずりも無いし、手応えも変化ないので様子見ます。

で、外装付けてこんな感じに


あとはミラーの取り付けとタイヤのエアチェック(おそらく低めのはず)。
で、試運転のためにはナンバーを取得しなければならないんですが、区役所で一悶着。

平成15年にもう何年も放置状態だったLEADを廃車手続きを行いました。
廃車証明書をもらった時、もし誰かに譲渡とか、再登録をする時にはこの廃車証明書が必要なので大切に保管して下さいと言われました。

さて、本日それを持って区役所に行くと…

これはずっとニャンコさんの自宅に保管してあったものですか?
と訊かれ、変なことを訊くなと思いながらも、そうですよと答えました。
そしたら次に、修理すれば動くようになる原付ですよね?
とまた変ことを訊く。
再生修理したから再登録に来たんだけどと言うと、え〜と…と考えている。

何か問題なのかと訊くと、廃車証明書に廃棄と書いてあると言う。
まあ、平成6年に登録してその後長らく乗っていなかったので平成15年に今後しばらく乗る予定も無いし、売れるかどうかもわからないので、とりあえず廃車したので、そのときにもそう説明して出したもらった廃車証明書ですよと言ったら、それが問題だと言う。

現在は、廃車というのは他人に譲渡するか、廃棄処分をするという二つの理由しか無いとの事。
つまりは、原車を所持してる以上、それに乗ろうが乗るまいが、廃車という手続きは出来ないらしい。これは3月に廃車して翌4月に再度登録して税金を逃れる輩への対応らしい。
そんな輩と一緒にするのかとちょっと声を荒げてしまうニャンコでした。

担当が上司のところに行ってしばらくして、今回の場合、廃車からもかなり期間がたっているので、当時の担当の話と当時の条例が今とは違ったかもしれないので、持参した廃車証明書で再登録をいたしますという事になりました。
あったりまえだ!っちゅうの
誰もなにかインチキしようとしての廃車じゃないし、物を大切にしようというのにケチを付ける役人的感覚が呆れる。
動かせなかった物をちゃんと直して登録かけて税金も払うつもりなのに何の文句があるんだよ(ーー゛)

新しい登録証の脇にはこんな事がしっかり書かれていました

なるほど、個人での塩漬けは書かれていない。
因みにバイク屋がもし在庫で一年以上保管したらどうなるんだと訊いたら、古物商を持ってるし在庫には税金がかかるからそちらでの課税との事。
つまりは乗ろうが乗るまいが(というか仮に物理的に乗れなくなっても)形がある以上は何らかの形で税金を巻上げるぞという事のようです。

お上のやる事はいつもこうですね。
実情なんて関係ない。あくまでも書面に書かれている通りでしか無い。
公務員は収入も安定してるし勤め上げればそれなりにたくさんの退職金も貰える。
でも、ニャンコはこんな仕事の仕方しか出来ない公務員になんてならなくて良かったと思ってます。
ってか、向いていない(笑)

さて、ナンバープレートがご当地版になりました。
でも、なんじゃこれ?

ちょっとこっぱずかしいナンバープレートです。

あとは自賠責をLEADを買った近所のバイク屋に頼みに行きます。