その前に‥
チェーンテンショナー調整を。
なんたって自動ではないので(笑)
側面のアジャストボルトだけでは変化が無いので、下側のアジャストボルトも。
アイドリング状態でカムチェーンの暴れてる感が少なくなるようにセット。
キャブはやっぱりクセがある?
取敢えずこれで出発(*^^)v
今の秋田市郊外は甘い香があちこちに漂っています。
海岸に出る途中の雑木林でも。香りに誘われてちょっと停車‥
そうです。アカシア(ハリエンジュ)の花が真っ盛りです。
埼玉にも勿論咲きますが、花の量や香りの強さなどは北国のものにはかないません。
生れ故郷の町では来月アカシア祭が3年ぶり(?)に開催との事ですが、開花が少し早いかも。
これはミツバチも忙しいでしょうね(笑)
天気も良いので男鹿半島を目指します。とっとこ走り椿港で一休み。
漁港にも似合うかも(*^^)v
ここで前後ブレーキ遊びを調整。
前回乗った時よりは巡行時のエンジンノイズが明らかに減ったようです。
ここから半島西を辿ります。高度差が激しく変わる走りごたえのある道で、バイクにも人気があるようですが‥ここで張り切り過ぎると必ず死にます!
程々に(笑)
途中で下の方に見える加茂青砂に下りました。
下りて港のどん詰まりに看板があったので見に行きました。
穴とは? 先に行ってみます
ど~ん と岩に穴が開いてました
そういえば、この山肌を走ってる周遊道路は昭和43年頃にはまだ全通していませんでした。しかも有料道路でした。隣の集落に行くにもいったん内陸に上がって移動するか船か、あるいは海岸沿いをつたっていくしか無かったわけで(>_<)
難所だったんでしょうね。
さて、港の方に少し戻ると青砂海岸と呼ばれる理由がすぐにわかります。
岩の色が青いんです。
海岸の石も
で、それじゃ青岩海岸ではと言われそうですが、ここの湾に流れ込んでる小さな川が青砂川。きっと上流部にも青い岩の層があって、砕けた砂が青っぽいのかも。
とはいえちょっと不思議な色合いの磯です。
ご記憶の方もいらっしゃるでしょうが、日本海中部地震の際に、ここに遠足で来ていた児童が津波に巻き込まれで亡くなられました。そういう悲しい歴史も持っている所です。
さて、港から上の道路までセカンドギヤで目いっぱい頑張ってCD90が脱出に成功(笑)
男鹿水族館GAOを通過し戸賀湾へ。GAOの駐車場は結構車でいっぱいでした。
戸賀からまた坂を上って八望台という展望台へ。
シンボル的な灯台のある入道崎のようなメジャーさも売店もありませんが景観は悪くありません。ここも昔は有料道路でした。
で、次はどこへなんて走り出したら‥
あら、エンジンが息をつき出した(+o+)
ガソリンが‥コックをリザーブに切り替えたのがOD12238km。
まだ男鹿半島の先の方。アップダウンもたっぷりあるし。いやぁ男鹿の街までどの位かなぁ(?_?) あ、男鹿半島は男鹿市街を過ぎたらGSはありませんから(笑)
とにかく最低でも20~30kmは走れるだろうけど‥
ってことでいきなり省燃費運転モード突入。
帰りに立ち寄ろうと思ってたババヘラアイスも素通り。
OD見ながら脇本まで来てやっと給油。12262kmでした。
参考燃費は約33km/L
60Km/h走行はけっこう燃料食うかも。坂道もね。
このへんは90ccの辛さでしょうか。明らかに125の方は余裕がありますよね。
腹がへったので(気をもんだから?)真っ直ぐ帰宅しました。
再始動も若干のコツを呑み込めばそれほどえらい目には合わなくなりました。
この時代の機械にはみんなクセがあって、使う側の人間がそれをこなせないといけなかったっけ。だから人に車貸すのを嫌がったし、中古車は前のオーナーのクセがついてて嫌だなんて人もいました。
現代の車はいつ誰が乗っても同じように動かせる、とても素晴らしい出来です。
でも、それって車やバイクを運転する楽しさの一つが欠けてしまったようにも思えるニャンGでした(^^;)