今日は風が強い
Kenchanさんから秋田も強風だと‥
風で雪が吹き飛んで、積雪にはなって無いとか
う~、寒そう(^^;)
まだ外出したくならないアンバランスな視力
屋内にこもって何度も読んだ古い雑誌を隅から隅まで読んでみたり‥
1966年
東京オリンピックの2年後(正味1年半かな)
都市部から、生活環境がどんどん変わり出した時代です
レースが盛んに行われていましたね
そして今は封鎖されてる30度バンク、通称「須走落とし」を駆け抜けるレースシーン
ファミリーカーとして、軽自動車の上位に1000㏄普通自動車が普及し始めたのがこの年あたり
各社、それまでは試行錯誤の車格設定で700㏄やら800㏄という乗用車を出してましたが、ここにきてファミリーカーの基準と言える1000㏄のセダンが出そろいました(ある1社を除いて‥)
何よりも経済性と5人乗りをアピール
軽並の燃費で、休日には家族5人が乘れて100km/hで走れる事‥これがニューファミリーカーに課せられた使命でした(^^;)
ダイハツベルリーナやマツダファミリアは洒落たデザインでしたが、開発時のエンジン排気量が700~800ccの車体だったのでこの次の世代がホントの1000㏄ファミリーカーになるのですが、その頃には需要が1200~1300ccエンジン車に移り出していました
それくらい急激に生活水準が上昇していたんですね
なのに‥
同じ1966年のTOYOTAのファミリーカーは
1000ccならぬ1000ドルカー パブリカでした
(もちろん味のある良い車だったと思ってますが)
お得意の後出しじゃんけんで、他社が出そろってからいきなり1100ccという何とも半端なエンジンでファミリーカーは1000ccという規格での各社の競争(品質や技術)を飛び越えて、排気量(ボディサイズ)競争を焚きつけて、気が付けばしっかりTOYOTAの土俵で踊らされていた1000cc先発メーカーの皆さん
(-_-;)
まあユーザーもそれを望んだ(歓迎した?)のだから、商売としてはTOYOTAが正しかったと言えばその通りなんですが‥
これ以前の国産乗用車とこれ以降のそれでとはどうも違う工業製品に感じられてしかたないニャンGです
機械としては間違いなく飛躍的に進化しました
でも道具(愛車)としての味っていうか、乗り手と通じ合う何かが届かなくなったような‥
車の方から一方的に「私は凄いんです」「優等生なんです」「お任せください」って言いきられちゃうみたいな‥(^^;)
ま、ニャンGもあちこちガタが来る旧車年齢ですから、優等生の現代車に助けてもらう事が多くなるんでしょう
昔の車は懐かしむ事だけしか許されないのかなと寂しく思っています