昔、センティアに乗っていた時、それまでの乗ってた車より乗り心地がしっとりとした感じでいて挙動変化が穏やか且つダルさは抑えられていて、特に高速長距離走行には疲れ知らずの足回りでした
車内もやたら静かだし、FRの大型(世界的には中型かな)乗用車としては満足できるものでした(ネコ科のフットワークを想像していただけば‥)
4輪マルチリンクサスがきっちりお仕事してる‥みたいな(笑)
次にいきなり方向性を変え、FD-3Sに
これもマルチリンクサスですがオールアルミ鋳造パーツ製で、ストロークが短目な感じでの固さを感じる味付け
めっちゃ踏ん張りながらカーブに入って後はアクセルコントロールでカーブを抜ける‥といった走り方に向いているのでしょうか‥(^^;)
舗装路ではブレーキもかっちり効きますし
でも荒れた路面は苦手かも(-_-;)
そして長距離走行ではけっこう腰に来ました(笑)
ドライバーが太ると乗り降りも大変だし、左斜め後方が死角で、首がぐるっとフクロウのように回らない人には安全確認が難しい車でした( ;∀;)
手放して後悔する車ってありますよね
FDも本来そういう車なのですが、なんせ身体がついて行けないというか、体型が合わない?
で、涙を呑んでRX-8に乗り換えました
こちらもマルチリンクサス
そしてサスのパーツはプレス鋼板にコストダウンされ(普通の車と同じになった)、ホイールベースも長めの4シーター設計
FDと比べてかなり妥協されてるのかなと思いましたが‥
これが結構打てば響くというやはり乗用車とは一味違うサスの妙
そしてストロークもFDより長さを感じました(長時間乗車でも疲れない)
公道のクネクネ道をそこそこで走るならRX-8の方が走りやすいと‥(ニャンGには)
結局、ハンドル操作して「おっ!」と思うのは即応性とリニアな回頭性なんですかね
FRのスポーティ車はシフトダウンに加え必要ならブレーキングでフロント荷重にしてスッとハンドルを切り出したその時のタイムラグ+切った分の回頭が始まるまでのタイムラグが通常の乗り心地重視の乗用車より少ないって感じでしょうかね('◇')ゞ
そこから先の踏ん張りやロール角はまた別の話になるので
で、DEMIOのディーゼルでは、極普通(MAZDAとしては)のFF車乗用車の味付けで、当然山のくねくね道をサクサク走ってそれほど楽しい車ではありません(笑)
ただ、それほど強いアンダーステアが出る訳でも無いので、まぁ飛ばせばそれなりにクネクネ道を走れました
さて、MAZ3なんですが、型式はDEMIOと同じ前ストラット、後ろトーションビームというFF小型車に使われてるサス
で、あまり期待はしていなかったのですが‥
先日千葉のを走って、いやいや‥この感覚ってRX-8に似てないか?‥と
FFのフロント荷重を感じさせない俊敏な回頭性‥
なんで?
すっかり忘れていましたが、MAZDA車に設定されたGベクタリングコントロールPLUS機構(GVCplus)と言うのがありました
勿論車を選定時に街中で各MAZDA車を試乗しましたが、これって街中試乗ではほとんど効果がわからないかも
購入後に遠出のドライブをしてみて、FFの乗用車なのにまるでFRのスポーティ車を運転してるような感覚に気付きちょっと意表を突かれるかも(*^^)v
サス型式からマルチリンク等の乗り心地の良さは望めませんが、構造コストを上げずにこのハンドリングを普通に味わえるのはありがたいと思うニャンGでした
という事で、買ってからわかるMAZDA車のハンドリングの味でした(^o^)/