懸案のDioブレーキフルード交換

スギ花粉が落ち着き、本日は雨も上がったので、ず~っと気になっていたDioのディスクブレーキフルードの交換に着手

記憶では15000㎞時のパッド交換の時は「まあいいや、そのうちに」なんて事で先延ばしに

その頃は年間10000km以上走っていたので、まだ新車から1年半だしとそのまま('◇')ゞ

で、退職後‥走行距離はまるで延びず数年間が経過

さすがに劣化が進行してるかと反省し、今回こそは決行(大げさだし、その気になればバイク屋さんでやってもらえばすぐでしょう)しようと(*^^)v

もちろんD.I.Y.です

Dioはパネル外しからスタートになりますが、ニャンGの場合最初のミラー取りはずしからめんどくさい

風防やらハンドガードがそこに付けられているからです

そしてフロントカバーをネジ2本、ピンクリップ2本、本体との板クリップ3か所を丁寧に?バキバキっと外します(^^;)

いつもこの音でビビります(笑)

そしてブレーキフルードカップからフルードがボディや外装にこぼれないように養生するためにライト側のハンドルカバーも外します

(ってか、養生を簡単に済ませればどのカバーも外さずにフルード交換できるんですけどね)

ここも小さく薄い爪が多数とピン状の凸部を受ける薄板状のベロが左右と真ん中の3か所にあります

これらは材質が弱い上に薄いのでもうあちこち折れてしまっています(過去の作業時に)

なんとかこれを外し、ヘッドライトのコネクタを抜いて、このカバーを外すのがまた勇気が要ります(笑)

これはJF58ユーザーの方ならわかりますね

今回も頑張って外しました‥あれ~('◇')ゞ

どう見てもここに一番ストレスがかかるんでしょうね

ライトカバーはライトレンズの重さも背負ってるし、長年の歪がここにかかる?

仕方ないので部屋に上がってプラリペアを取って来ました

なんだかんだ言ってこういう力の集中する場所の補修や接着はこれが最強だと思っています

盛る事も出来ますしね(*^^)v

これでOKと他の作業が終わって、ふと見ると‥

上の画像のプラリペアの裏に隠れてる所にも割れヒビがありました(終わる頃に気付いたので今回は補修無しです)

どんだけこのカバーにストレスがかかっているんだか‥

養生のために今回はカバーを外したことでこういう部分的な傷みが見つかりました

お手軽作で済ますと気付けませんね

これでやっと養生してフルード交換にかかれます

フルードの量はあまり減っていません

ブレーキパッドは交換から9000kmほど走ってますが思ったほど液面が下がっていないのは、通勤で快速走りした20000km強の後、4000km強は郊外ツーでのんびり走行が主になりました

少しパッドの減りが穏やかなのかな?(笑)

因みにカップの蓋を外してみると

窓から見えたようにしっかり茶色化してます(カップ下に液こぼれを受ける紙で養生しました)

6年半も経てばこの色合いは普通でしょうか(^^;)

手順通りにフルードを入れ替えます

そういえば、この前の型のDioのブレーキピストンは3個あったそうです

JF58はこの通りシングルピストンになってます

なので通常のバイクと同じく一ヶ所のエア抜き穴からのフルード排出入れ替えで済みます

カップの旧い液を底近くまで抜き取り、新しい液を入れてかたちょっとかき回して、再度カップから混ざった液を抜きとります

そして静かに新しい液をカップに補充し、後は下のブレーキキャリパーのエア抜き(排出)ニップルから定番のニギニギ弛め締めの繰り返しで、上のカップを空にしない様に気を付けながら、排出されるフルードの液が新しい液の色に変わってからしばらく同じ作業を続け、仕上げは気泡の混入が無い事を確認してエア抜きニップルを締め、上のカップにほど良い液量にして蓋して終わり

この辺はネット上にでている通りです

さて、ライト廻りのカバーの取り付けからフロントカバー、そしてめんどくさいミラー、ハンドガード、風防、アクセサリー取付バーなどを位置決めしながら取付て出来上がり

パッドの残りはあと2000~3000kmくらいもちそうです

きっとタイヤ交換と重なると思うので、その時に一緒にやる事にしました

今のペースではいつになるやら‥('◇')ゞ

あしたはテスト走行かな(*^^)v

 

余談ですが、旧型のDioは左レバーでリヤとフロントの同時ブレーキがかかる仕組みを、リヤはワイヤー、フロントはオリジナルのカップとピストンをフロントカバーの中に仕込んであったそうです

そして、何故3ピストンかというと、キャリパーの真ん中のやや径の小さいピストンが左ブレーキからのオリジナル系統で働いて、右ブレーキレバーとは全く関係なくフロントブレーキパッドを動かしたそうです

その小さ目なピストンの両側に各1個のやや径の大き目なピストンが配置されていて、それが独立系統の右ブレーキピストンカップと繋がっている訳ですね

これを、同じく左レバーで前後同時制動をさせるための仕組みをJF58ではがらりと変えて、左ブレーキレバーからのワイヤーを2系統に分けて、一方は普通通りリヤブレーキに

もう一方は右ブレーキの押し込むピストンを動かすレバーに繋がっていて、勝手に右ブレーキレバーを握った状況を作るんですね

だからブレーキピストンカップは一つで済むし、キャリパーも大き目なピストン1っこの単純な構造に戻ったという訳らしい‥

こちらは助かりますけどね、フルード交換エア抜きが1か所で済むから(笑)

さあて、秋田に行ったらセローもフルード交換(リヤパッドも危ないか)かな

面倒でもあり、また楽しくもあり (@^^)/~~~