現在の鹿倉ダムの様子です。
上流、七滝側は砂と砂利で埋まってしまい、ただの細い流れと化しています。
当然下流側の流れ出しも同様ですが、ニャンコが釣りに来ていた頃はこの流れ出しの部分はプール状でたっぷりと水がありました。
その先の堤からけっこうな水量で流れ落ちていて、落差もあったことからここは魚も遡れず、魚止まりになっていました。
以前の写真との位置関係を落書きしてみると…
こんな感じです。
あの頃も、ダムの上流はかなり土砂が貯まっていて、貯水量は少なかったのですが、現在は全く貯その機能が停止した状態です。河川の生態系にとっては役立たずどころか、巨大な障害物以外の何物でも無いでしょう。
小坂町に新しいダムが出来たのと対照的な光景ではないでしょうか。
これがダムという建造物のなれの果ての姿です。長い年月をかけて埋まってくるのであまりピンと来ないでしょうが、小坂町にはこんなに身近に参考となるお手本があったのに…。ま、いまさらこれは言いますまい。
は〜 これもニャンコのため息です
