さて、そのＥＮ４００は…
先ず外観です。
タンク両側に小さい凹み。マフラー左右に擦り傷とチョイ錆。シートは折り返し部分に破れ有。メーターのメッキ部分は錆茶色。フロントフェンダーに凹み。ヘッドライトカバーに凹み。サイドカバー一部ヒビ。年式そのままに苦労してきた様で己を見ている様な気持ちのニャンコです。見た目は気にしないのでこれはこのまま乗る事にしました。
さてこっちが肝心、機械的な状態をチェックです。
ブレーキはディスク自体も削れていて効きもいまいちですが、なんとかまだ乗れそうです。フロントフォークは純正では無く、ロングタイプがついていました。で、オイルシールがやられてるらしく走って来るとオイルが染み出します。
オイルシール交換と、純正サイズの高さに付け直し。
ウインカーはリレーが駄目で時々点滅できずに点灯しっぱなしに。
リレー交換。
燃料コックからガソリン漏れ。
速攻交換！
バッテリー充電不良。２年近くだましだまし乗っていたけど、ついにアウト。
レギュレーター交換。
結局６万円位かかったかな。で、今年初めに車検だったのですが、タイヤ前後とバッテリーを交換、アクセルワイヤー交換が必要で、お金のかかるバイク生活を一旦は諦めたニャンコでした。
それでも、乗り出した頃は天気を見ながらちょこちょことＥＮ４００にまたがって出かけたものです。信号で若いお兄ちゃんのバイクと並ぶと、チラッと横目で「何だ、このバイク？」って見られるんですよね。どうもそれは尊敬の？では無く、同情の？だったようですが（笑） そんな事は全然気にならいニャンコです♪
これがけっこう早いんですよね。一応45馬力らしいですから。バリバリのロードスポーツにはかないませんが、アクセル全開にするとけたたましい爆音と真っ黒な煙を吐いて（って、ガス濃すぎ！）カッ飛んでいきます。迷惑だからあまりしませんが…。
実際にはバイクの性格上５０〜６０ｋｍ/ｈ位で流すのが一番気持ち良かったです。
ニャンコの好きな飯能から秩父辺りには何度も出掛けました。
チョイ乗りで、桜を見に行ったり、秋には巾着田に彼岸花を見に行ったりと、思い出してみるとけっこう乗っていたんですね。
重くて、取り回しが悪くて、大喰らい（12km/L位しか走りません）で、いつエンコするかハラハラで、金のかかるＥＮ４００でしたが、バイクで走る楽しさをニャンコに思い出させてくれた大切な出会いとなりました。
