十和田小学校・中学校の廃校で思うこと

nyantame2011-02-19

十和田湖といえば町の中心部に住んでいたニャンコ達からは、小坂町の湖という意識はあったものの、その十和田湖畔での暮らしはあまり考えてみたことがありませんでした。
子供時代のキャンプや遠足といった近場のレクレーションに訪れる場所的な感覚でいたのかもしれません。
でもそこには小坂町に籍を置いて生活している世帯があり、小学生中学生も住んでいるんですもんね。

木造新築された十和田小中学校を1995年に訪ねた時の写真です。
きれいな校舎で、木造体育館やテラス、コンピュータ室等があり、木張りの廊下もピカピカでした。


ニャンコはふるさと小坂会に幹事の1人として席を置いています。
で、ふと…
今まで「小坂会」と謳っていましたが、あくまでも小坂中学校卒業生が中心で、町役場の協力をいただきながら、何故十和田湖畔の方々との交流がほとんど無いんだろう?という疑問が。

他の先輩幹事さん達から、「呼んでも知り合いや同期生がいない(ほとんど居ないの意味)からまず参加はしてくれないよ」って。
ニャンコとしては、
でも来る来ないはその方々の考えでかまわないのだから、声かけや案内はすべきでは? 役場に頼めば十和田中学の卒業生の名簿や住所録も活用できるのでは?と。

するとまた他の先輩から、「この会はもともと昔の鉱山跡近くの小学校同窓生の会から始まって、ずっと後に東京小坂会というふるさと会と一緒になって出来た会だからなぁ」との話が。

でも、小坂会と名を掲げるなら十和田中学校の卒業者も含まれるべきだと考えるニャンコでした。

十和田湖だけを小坂中心部出身者は自分の故郷の湖だと胸を張りますが、その十和田湖畔に育った方々も間違いなくふるさと小坂会会員の権利をお持ちのはずですよね。

あまり小坂町そのものと生活での交流は無かったかも知れませんが、今年の3月で残念ながらこの学校は廃校になります。最後の卒業生が巣立った後、残った何人かの子供達が小坂町にある小坂小学校、中学校に通うようです。
いい機会だと思います。少しずつで良いですから交流を始めるきっかけになってほしいと願うニャンコでした。


 HIDEKIさんより