古い物 そして、古いけど新しい物

埼玉の寄居を散策していて出会った昔の軽自動車。

スバルR2 初期型かな
空冷2サイクル2気筒360ccエンジンをリヤに積んだ後輪駆動(RR)
ニャンコがバイクの免許を取った頃の車です。
シンプルそのものですが綺麗に乗っていらっしゃるようでした。

あ、ジブリの「おもひでぽろぽろ」で、トシオ青年が乗っていた愛車でしたね。

HONDAのN360が出て市場が活性化する中、スバルもテントウ虫の次世代の軽自動車として颯爽とデビューしたのですが、途中で水冷化するなど頑張った割には売り上げが伸びなかったらしく少々短命に終りました。

ニャンコはちょっとイタリアのフィアットを思わせるかわいいスタイルが好きでした。

大学の同期が中古でR−2を買って、よく研究室などに乗り付けて(と言っても路上違法駐車ですが)、なぜかほんの数人しかいなかった同期の女子の一人(キャンディーズのミキちゃんに似てた)を彼女にして、二人してブロロンブロロンと車で帰って行きました。
その男は土井まさるのテレビジョッキーに出て、輪ゴム飛ばしの名人技で白いギターをゲットして来たというユニークな男でした。
いまごろどこでどうしているのでしょうねぇ、岡君♪(笑)


さて、こちらは古いとは分っていてもどうもそう感じない乗り物で

寄居から熊谷に行くのに普通の電車というのもなんだから、SL整理券を買って乗り込みました。
ゆっくりゆっくり走る客車は窓が開きます。
スピードが40〜50Km/hほどなので、開けてもそれほど寒くないし、昔みたいな垂れ流しのトイレでもないから安心。それに石炭も燃えカスが昔みたいに酷くないから懐かしい煙の匂いも楽しめました。
それだけに、SLなんだけどちょっと現代風な印象を受けてしまいますね。

悪くないんですよ、けっして。
今は今の楽しみ方を見つけて、みなそれぞれで感じれば良いんですもんね♪

近場の旅もたまにはいいですね